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映像研には手を出すな 基地あそび

大童澄瞳作のこのコミックは2017年1月17日初版第1刷、2019年12月7日第8刷発行で2016年本作品で連載漫画家デビューです。

舞台は、高校入学直後にアニメを作りたい浅草みどりとその相棒金森さんの掛け合いから始まります。そこにカリスマ読者モデルのアニメ好きの水崎ツバメがひょんなことから合流してきます。人物画が得意な水崎と設定画が得意な浅草と、企画が得意な金森との3人のアニメを作るための活動が始まります。ストーリとしては入学した高校に先生を巻き込んでの映像研を作ることになりました。部室の空きもあり、そこが3人の拠点となり活動がスタートします。ただしこの与えられた部室がぼろの部屋であることとまだ部に昇格していない同好会からのスタートとなりました。部室を普請していく様と学校側も顧問が協力してくれ、ストーリーが展開していきます。また予算取りのための生徒会への部昇格申請のためのアニメつくりがなされていきます。生徒会の審議会が厳しくその審議会はじまる手間でまでなかなか作品の作成が前に進まないのですが、ぎりぎり最後上映まで持ってくことになり、その結果が想像以上に良かったことで承認されます。ここまでが連載1となります。

 このコミックスは単に昔の自分の小さい時から小学生の時の記憶をよびおこしました。一つは当時、自宅が家内工業の場となっており、風呂敷の反物、着物の反物の大きいものが所狭しと材料として置かれており反物の山の中でトンネルをつくったり基地をつくったりして妹とあそんでいたようなことを思いだします。同じく小学生になってからは友達の商売をしているお家の倉庫でこれも繊維系の材料追牙となっており、これまた男の子と女の子のやんちゃな基地遊びを楽しくした記憶がよみがえりました。当然反物の生地が乱れ、ご迷惑をおかけしたこというまでもでもありません笑笑。その夜な楽しい基地遊び時代を思い出さ絵てくれる漫画となりました。今は彼ら彼女らは立派な大人となりお父さんお母さんとなり、場合により孫を持つような年齢に差し掛かっているので、彼ら彼女らが昔を今は思い出すことはないとは思いますが、会えば任天堂のスイッチやゲームも何もなかった時代で花札とトランプが任天堂という時代の昔の基地遊びをした、やんちゃん日々が楽しかったのではないかと聞いてみたいものです。ひと時の昔の楽しい日々を思い出させてくれたコミックでした。



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