日常漫画ソバージュnote画像

#美しい髪 コンテストで受賞と 思いと

ミルボン × note「美しい髪コンテスト」で、準グランプリと特別賞を頂きました。ありがとうございます。



イラスト5点、漫画5点の計10点応募。

応募した作品をマガジンにまとめてみました。



準グランプリに選んでいただけたのはこちら。



これまで、noteのコンテストに何度か応募したことがある。以前、受賞したらcakesで連載できますよ、というコンテストがあった。数点応募したが、第一次審査にも通らなかった。ガーンと思ったけど、この悔しさは「受賞できなかった」ということよりも「やりきらなかった」自分に悔いがずっと残っていた。


その悔しさを抱えたまま、#美しい髪 コンテストの募集を見た。

髪や美容室のネタ結構あるかも…と思った。私はヘアスタイルが好きで、雑誌を読んでてもモデルさんの服装より髪を見ることが多い。落書きも髪を書くのがすきだ。それに、ミルボンさんのワックスを数年愛用しているので、これは…応募したい!しない理由がない。と、すぐに作業に取り掛かった。
前と同じような悔いは残したくない、書きたいものは書いて納得したいと思った。



「美しい髪」というテーマから、サラサラのツヤツヤの髪が浮かんだが、よく考えてみると、それだけが美しい髪ではないのでは、と思った。

サラサラツヤツヤの髪ではなくても、そうなろう、そうなりたい、という行為や思いが美しいし、美しい髪をつくるのではないか?と。



漫画を数点書いていると、母がソバージュにした時のことを思い出した。

「ソバージュ」といえば、
兄が「ソバージュ…!母さんあんときすごかったよな」と。
母は「それやめてって言われた時、ほんとショックだったよ〜…」と真顔で言う。家族の中でネタになってるエピソードだった。


私は母のソバージュを見てすんごい頭だなと正直思ったけど、日々忙しいなかで、したいヘアスタイルに挑戦した母を素敵だなと思った。自分をないがしろにしてないというか。
漫画を書いてると、母大好き、みたいな内容に進んでいった。後から読み返したら恥ずかしくなった。ラブレターじゃん…と。でも素直に書けた気がした。

恥ずかしさをこらえて投稿してみると、じわじわと「スキ」が100を超えて驚いた。100を超えたのは初めてだった。

振り返ってみると、10点応募したなかで、この漫画が一番コンテストを意識しないで書いてたように思う。



----------------------


12月の中旬に結果発表とのことだったので、12月に入ってから頻繁にnoteをチェックしていた。


準グランプリを見て驚いてたのに、特別賞にも名前があった。



大変驚いたし、嬉しかった。涙がボロボロ出てきた。色んな感情が湧いてきてしばらく何も手につかなかった。


というのも、私の今年の目標は漠然と「結果を出すこと」だった。
でも、その結果というものは、何がどうなったら私の中で「結果が出た」ということになるのか?と、自分に問いていた。


仕事につながること?
評価をもらうこと?
家族に喜んでもらうこと?


考えたけど、明確に「これだ」とハッキリわからなかった。


この度noteで賞をいただけて、その答えが出た気がする。
私の言う「結果」は「魂が震えるような嬉しいこと」であり、自分以外の身近な人に、「好きなことをしてたらこんなイイことがあったよ」と言えること、だったのかな。
好きなことをすることに躊躇してしまう身近な人に、口だけで言うのではなくて、別の形で伝えたかったんだと思う。すきなことしたいよね、しようよって。



今までイラストや漫画を書いていたけれど、仕事になってるわけではないし、完全趣味の領域。このままでいいのだろうか…。何年もやっていると「好きなことで結果出したい」と思うようになった。私のイラストは誰にも求められてないと思ってしまう事は何度もあったし手応えがなかった。落ち込んだり、ダメ出しをよくしていた。


けれど、noteをはじめたら、みんなのフォトギャラリーでイラストを使ってくれる方がいてくれて「嬉しい」と思うことが増えていった。

続けてたら特別賞を頂けた。#美しい髪 コンテストでイラストを使用してくれた方々、本当にありがとうございます。

noteを書いてる方々からも嬉しい言葉をいただけて、胸がいっぱいになりました。


発表から日が経って、やっと文章にまとめれました。



自分の中の大切なことを見失わず、これからも書き続けていきたい。

ありがとうございました。




この記事が参加している募集

noteでよかったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?