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空手の型とは?オリンピックで披露された型や採点方法などをご紹介!

皆さんこんにちわ!まっきーです。2020年東京オリンピックでは、日本の空手の型が競技として採用され、見事に清水希容さんが銀メダルを獲得しましたね!

私自身も空手はさほど詳しくはありませんが、空手家の型等を少し調べてみました。

女性空手家を中心に、その内容をまとめて記事にしていきたいと思います!もし良かったら読んでいってください!

空手の『型』とは?

空手の競技には「組手」と「」があります。組手は他の格闘技のように1対1による試合形式なので想像ができますが、型は相手と交互に演舞を行うことで得点を競い合う競技です。

また、空手の型は一人で行う個人型と3名で行う団体型があります。型は決まった動きをどれだけ正確にこなせるかで点数を競う競技です。

詳しい点数の加点や減点については素人なので分かりませんが、基本的には以下のようなポイントがあるようです。

ただ、素人目にも空気を切り裂く音や技のキレなど、見ていてその正確さや迫力が伝わってきますよね。

・技術面(正しい形ができているか)70%
・競技面(スピードや力強さなど、効果的な技が出せているか)30%

元祖?強くて可愛い空手家の映画『ハイキック・ガール』

そういえば、10年ほど前に空手を習う女子高生を題材にした『ハイキック・ガール』と言う映画がありました。

こちらの映画での中でも、空手では『型』が非常に大事であることを力説してました。主演は武田梨奈さん。本物の空手家でありながら、タレントさんもしております。とても可愛らしい方ですよ。

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なんでもこの映画、タイ製の「マッハ!!!」というアクション映画に触発されて制作された映画だって聞いたことがあります。さて、そんな女性空手界の中で、今回メダル候補となっていた2人+1名を紹介します!

清水希容 選手

清水 希容さんは、大阪府吹田市出身の空手家。ミキハウス所属。女子形 個人戦で、2014・2016年世界空手選手権大会で優勝、全日本空手選手権大会では2013年から2019年まで7連覇しているという、国内では現在敵なしの存在。

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アジアでは敵なしの清水さんですが、ある1人の外国人空手家と熾烈なトップ争いを繰り広げており、東京オリンピックの決勝でも、この2人の対決になりました。そのもう1人の空手家さんはこちら。

サンドラ・サンチェス 選手

サンチェスさんはスペイン人で、空手を始めたきっかけは何と日本の人気漫画「ドラゴンボール」を読んだことだと言います。日本人としては、とても親近感が湧きますね。このサンチェスさんは39歳。年齢を考えても、今大会に向けてとても厳しい鍛錬を積んで来られたことが伺えます。

今回は清水選手を抑え、見事金メダルを獲得しています!

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2人が演舞した『チャタンヤラ・クーサンクー』

空手の「型」では、同じ大会内では同じ演舞を行うことはできない、というルールがあるそうです。と言うことは、この2人は決勝まで「チャンタンヤラ・クーサンクー」を温存していた、という事ですよね。

チャタンヤラクーサンクー(チャタンヤラクーシャンクー)とは、世界空手連盟が認定する102種類の形で最高難度を誇る形の一つ。チャタンヤラクーサンクーは漢字では「北谷屋良公相君」となり、流派は全空連で四大流派の一つ糸東流とされている、とのこと。

空手は、琉球王国(琉球國)時代の沖縄が発祥なんですよね。この難しい 「チャンタンヤラ・クーサンクー」 と言うのも、琉球王国の名残だとすると、歴史や文化を感じますよね。

宇佐美里香さん

実は、私がきちんとした空手の「型の演舞」を見たのは、宇佐美里香さんという方の演舞で、YouTubeで初めて見て感動したことをよく覚えています。その技のキレ・速さ・正確さにとっても感動しました!宇佐美さんは、CMなんかにも出られている方なので、見たことある方もいらっしゃるかもですね。

また、演舞をしているときと、それ以外の時のギャップがすごくて、当時びっくりしたことを思い出します。演舞では鬼気迫る表情をしていますが、普段はとてもチャーミングで素敵な方なんですよね。

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宇佐美さんや清水さん、サンチェスさんの演舞を見ていると、自然と背筋がピンとなります。身体全体から闘志が伝わってきて、見ているものを感動させるだけの「何か」があると思いました。

ぜひ、今後もオリンピックの正式種目として競ってほしいと思うのですが、今回初めてオリンピックの正式種目となったものの、今後も正式種目として採用されるかは、微妙なところらしいです。

理由は「ルールが統一されていない」「判定が難しい」などの理由。確かに、判定が審判の主観によって変わってしまうようなら、難しいですよね。

ただ、これは他の正式種目にも言えることですし、世界空手選手権大会という大きな大会が、これまで問題なく行われている背景を考えれば、正式種目として十分採用されるのではないかと思うのですが。

こんな美しい競技が今回だけなんて勿体ないですよね!日本発祥の競技なんだし、我々日本人ももっと空手に注目していきたいですね!

私が調べたのは以上でした!

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