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仮面ライダーガッチャード。これも令和か。

珍しく、日曜日の早朝に眼が覚めた。
適当に、テレビをつけていたら、仮面ライダーの番組が始まった。

久しぶりである。
平成の仮面ライダーはアギトや555(ファイズ)などを、息子とよく観た。
令和の仮面ライダーは、初めてである。
そこで何気なく鑑賞すると……いろいろ、驚いた。

昭和、平成のライダーとの違いを考察してみたい。

その1
話がややこしい!

≪錬金術≫をもとに作られたライダーで?
≪人工生命体(モンスター)ケミー≫とやらがいて?
ケミーは≪ライドケミーカード≫というカードに保管されていて?
それが一斉に放出されて?
その回収をするのがミッション?

怪人はいつ出てくるの! と思ったら、
人の悪意とケミーが結合すると、≪怪人・マルガム≫を生み出すと。

ふう。
悪い怪人と戦って、ライダーキックでいいじゃないか。
子どもは理解できるのか?

その2
予想してたが装備がゴテゴテ

もう、どんどんゴテゴテしてくる。
逆に、戦いにくいんじゃないの?
戦闘が始まると、銃を持っているライダーがいきなりバンバン。
まずは、肉弾戦をしようよ。

その3
変身が3行程くらい多い!

ポーズ、そして「変身!」でまたポーズ。
昭和、平成はその程度だった。
それが、ライダーごとに微妙に違って、ひいきのライダーの変身はやっぱりカッコいいわねー、なんて思っていたのだが。

仮面ライダーガッチャードでは、
チャカチャカチャカチャカ、手をせわしなく動かして、
ようやく、「変身!」。
パラパラか! あんまりカッコよくない。

その4
致命的! ベルトが
全然カッコよくない!

これは、あまりにあんまりだろう。
ベルトがカッコよくて、「変身!」というところがカッコいいから、男子は「ベルト、買ってえー!」となるのだ。
これまで見た中で、一番カッコ悪い。設定に合わせるためにベルトの重要性を無視したか? 錬金術感のあるベルトって何よ……。

令和ライダーについての考察

錬金術を採用するって、仮面ライダーの話、ネタ切れなんだろうか。子どもはきっと最初、錬金術と聞いて、「鋼の?」と思ったことだろう。いや、鋼も知らないか。

ポーズ、「変身!」ポーズというシンプルな変身方法は、これまでライダーごとに微妙に違ったが、10人以上仮面ライダーが出てきた(本編に全員は出ていない)仮面ライダー555あたりで、ネタが尽きたのかもしれない。

だから、変身するときチャカチャカと動きを多くしたと。
別に、誰かと被ってもいいんじゃないのーと思ったが。

ベルトは、おもちゃの機能を優先したのかもしれない。


はじめてカードで変身したのも仮面ライダー555だと思うが、仮面ライダーガチャードのベルトには、2枚入る。しかし、カッコよさも追求しようよ。

で、回収した(?)カードの力で戦うのだが、今日見たのは機関車だった。ほかに、バッタもあるらしい。

初代仮面ライダーのエッセンスは入れていますよ、という感じがする。


「変身!」と言って、ベルトで変身する、最後はライダーキック(写真みたいなポーズ)は継承されているようだ。女のライダーにマントを着せたり、マフラーをなびかせているライダーがいたりと、初代を知っている人ならわかるけど、おまけという感じで、「おお!」とならない。

年々、ライダーがゴテゴテするのは、オモチャにするためだろう。でも、武器を持つのは何だかなーと思う。

ちなみに、わたしが好きなのは仮面ライダーアギトシリーズなら、仮面ライダーギルス。

純烈から、いなくなってしまったお兄さんだ。残念。


仮面ライダー555なら、仮面ライダーナイトだ。マントと言ったらナイト。


ナイトと言ったら、マント。女のライダーのマントなんて見たくなかった。

でも、仮面ライダーシリーズが続いているのはよかった。もうちょっといろんな意味で、シンプルになってくれたらもっといいのにな。

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