人の思いは色々と

お金があればきょうは狩りにいっていたんだけどお金融資のけんもうまくいかず(´・ω・`)まあしかたないのでふつーに休日するかと積ん録+DVD+積ん読消化に勤しみなアレで。気が向いたら近隣の旧日本家屋的な所にお弁当持って行って庭眺めながら食べるのも良い。


なんとなくむしゃくしゃした気持ちも残っているようで読書の集中も逸れるのでその気持の消化も込めて日記を。

青空文庫 作家別作品リスト:牧野 富太郎 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1266.html




以前にあった同じドレスが青く見えるか茶色にみえるか?みたいなのでもそうだけど、人の視覚は環境や自らの眼の基底によって変わる。

眼の基底としてはプルキニエの残像研究のような残像パターンが基底としてあるのもあるんだけど、人という生体、あるいはその眼の機能の限界として光の反射の仕方が環境操作によって変わってきたりする。同じ物体でも環境、光のあたり方に依って色の認識が変わる。そのへんをゲーテはたそがれどきに白い面をもった紙とろうそくをつかって実験する。有色陰影と名付けられたそれでは一方のろうそくは黄色に、一方のろうそくは青くみえる。ちなみにプルキニエの残像研究は蟲師の蟲を想わせる。

眼の中にはこういったパターンが元からある。


見える色彩が青くなったり黄色くなったりするのは色相環と関係する。


虹色の順番「赤→橙→黄→緑→青→藍→紫」に赤紫を加えて、リング状にならべると下のようになります。これを色相環と言います。色相環には色々な種類がありますが、この色相環は日本色研配色体系(PCCS)の色相環です。(本当は24色相あるが、色の勉強には12色相で十分。)
黄色を中心に考えると、黄色から距離が近い色相は「黄緑」や「オレンジ」であり、逆に遠い色相は「青紫」です。 黄色と最も離れている色相は「青紫」であり、ちょうど黄色の対向に位置しています。


このように色相環の反対側に位置する二色を補色と言います。反対色という言葉がありますが、意味はほぼ同じです。


色はもともと青と黄色で、太陽光により近いほど黄色と考えられていた。その反対に太陽光から遠のくほど青い。赤や緑は黄色と青の中間。

ろうそくが青く見えたり黄色く見えたりするのは外界に光を出したり、外界から光を捕色したからだとゲーテは考えた。

その考えが合ってるのか現代うんたら学的にどうなのかちゃんと理解してないけど、印象としては朝に空が青くなっていき、よく晴れる日ほど青く澄み渡る空の予感に対して朝日や夕陽がオレンジになる理由もなんとなくわかる。

太陽がより黄色く輝くとき、混沌としての黒は散らされその断末魔のように血潮の赤(橙)が灯る。でも、本当はより暗いのは根源の青で、赤は黄色と青の中間として瞬間に灯るもの。

朝焼け夕焼けの数刻はそういった根源・本質のものから逃げようとする数刻のアソビの時間なのかなとも。青や黄、暗闇にとらわれないように橙に逃げる光たち。


実際にはそれはレイリー散乱と呼ばれるもののようだけど


海はなぜ青いのか http://radphys4.c.u-tokyo.ac.jp/~torii/home/physics/bluewater.html

海が青いのは、空が青いのと同じく散乱によるものだ、空が青いのは、日光が大気中の微粒子でレイリー散乱されるためで、波長の短い青い光ほど散乱されやすいので散乱光が青い空となって見えるのに対し、散乱されずに残った光が朝夕の真っ赤な空として見える、ということです。

http://www2.age.ne.jp/~toshinao/vague/physics/index.html

http://www.srs.ne.jp/~north/text/misc/e29.html

と思っている人が多いが、実は違う、というのです。しかも、この論文が 1993年であることからして、そのことが分かってきたのは実はかなり最近のことなのかもしれません。
 あるいは、海の中の不純物による色? 例えば Cu 2+ とか。いかにもほんとっぽいけど、残念ながらそれも本質的な理由ではないのだそうです。では何かというと、「水 H2O 自体が赤い光を吸収するので透過光が青色に見える」というのです。
水が近赤外に吸収を持つのは知られているが、実験の結果、660 nm と 605 nm(赤色です)に弱い吸収が観測され、3メートルの水の筒の中で透過率は 44% しかない。これらの吸収は OH 基の高次の振動に由来するが、重水 D2O では吸収帯が赤外にしかないので無色透明に見える。
と書かれてあり、気体(蒸気)との比較で吸収が赤方偏移することや液体であれば温度による違いがほとんどないこと、そして氷についても言及しています。
で、実際のところ海が青いのは、海の表面による空の光の反射と、上に述べられたように赤が吸収されて青が残った透過光が水の中の物質に散乱され、あるいは散乱の過程でより緑色に偏移して目に届く光とが混ざっている、という結論のようです。
 氷や雪の場合は、結晶や隙間の空気による多重散乱と、水分子による赤色光の吸収とが複雑に絡み合って濃い青になる、という理屈を詳細に研究した別の論文が引用されています。


空が青く夕焼けが赤いのは、レイリー散乱で間違いないでしょう。 しかし海が青いのは、それ以外にも理由があると思います。
海水にはいろんなものが溶けているので、(ガラスに鉄が混じって青く見えるように)実際に青い色をしていると思います。 青い色をしていると赤い光は吸収されてしまうので、海の中もやっぱり青いと思います。 くもりの日、青い車は表面で反射しているから青く見えるけど、海は色が薄いので、深くまで光が届かないと青く見えないのではないかと思います。
「空が写っている」というのは、宇宙から海を見たとき空が透明なのに海だけ青いので、影響としては小さいと思います。
でも海が田沢湖みたいに青かったら、ちょっと怖い。(変な考えかたで、すみません。)
太陽の光は、太陽の核融合で高温になった物質から発せられていますが、いろんな波長の光を含んでいます。波長というのは波の長さと書くように、波の山と山の長さのことです。これが長いと、赤に、短いと紫にとなります。赤と紫の間の色は、国によって違いますが、日本では、橙、黄、緑、青、藍、とよんでいます。赤よりも長い光を赤外線、紫より短いと紫外線、X線、ガンマ線などと呼びます。人の目に見える光は赤から紫までで、波長でいえば約780nmから400nmとなります。nmはナノメートルと読み、1nmは1mの10億分の1です。三角形の透明の物体に太陽の光を通すと、屈折という光の性質のために、光が曲がりますが、曲がり方が波長で異なるために、光が波長ごとに別れて出てきます。これを分光といいます。波長が長い(赤)と曲がりが小さく短い(紫)と大きくなります。光は真空中を秒速約30万kmで進みますが、透明の物体中では少し遅くなり波長が短いほど遅くなることによります。速度の比率を屈折率と呼びます。


 太陽の光が多くの色(波長)が混じったものだということが分かりました。次に、光の散乱について知っておきましょう。大気における光の散乱は空気そのものや空気中に浮いている物体によって引き起こされます。散乱は単に光が周囲に散らばるというイメージですが、物理的には光と物質の非常に複雑な作用によりますので、その物理的説明は難しすぎますので簡単に


空気の主成分である窒素分子、酸素分子、微小な煙粒子など、波長より十分小さい物質による散乱では(左図)、青い光(波長の短い光)はあらゆる方向に散乱しやすく、一方赤い光(波長の長い光)はそのままの方向に進みやすいのです。その結果、元の光が白くても(すなわちいろんな波長が混じっている場合)赤く見えます。Rayleigh(レイリー)散乱といいます。一方、大きめの水滴や氷晶、砂塵など、波長以上の物質による散乱では、青い光も赤い光も同じように全方向に散乱します(厳密に言えば、波長に依存する場合もあり、光輪の原因となります)。元の光が白ければ白く見えます。Mie(ミー)散乱といいます。


やっぱゲーテが経験的に実験してた内容って結果的に「合ってた」んだなあ、とか。



色彩論ではこのあと環境によって見え方が違う説明に移っていき、それを見ていると世界のいわゆる名所的なところで本当に色の見え方が違うのだろうなあと想う。すごく青い海とかエメラルドグリーンな湖とかはすぐに想像できるけど、山登りの朝の空の白と紅と透明度なんかもこういった話になるのだろう。雲上の銀色の空(雲)なんかも。


「透明な板の透明度に依って対象の色彩も変わるよ(黄色く見えたり青く見えたりする)」「雰が濃いところでは陰影を青く感じる」


人の経験、人生もそういったものなのかなと花の感じ方のうつろいに想ったりする。感情≠色とすると人や物事に対する感じ方も










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