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DevLOVE X スピーカーセッションのタイトル、第4弾公開です!

前回の記事はこちらです。第4弾で決定したスピーカーセッションの内容をご紹介します。ちなみにこれまでに決定したスピーカーセッションの内容はこちらを参照ください。また、チケットのご購入はこちらからどうぞ!

最高のプロダクトを作るために必要なたったひとつのことは、チームワークだった - 市場価値を高めながら人生100年時代を生き抜く複業戦略 - / 天野 祐介さん

10年前の2009年、私は「人の役に立つプロダクトを作りたい」という思いでプログラマになりました。しかし私が開発に携わってきたプロダクトは、胸を張って最高だと言えるものではありませんでした。
「頑張ってコードを書いているのになぜ最高にならないんだろう?」そんな疑問をきっかけに、より良い開発プロセスの探求が始まりました。気づいたらスクラムマスターになり、アジャイルコーチチームを設立していました。
最高のプロダクトを作るためにはチームワークが欠かせません。これまでに私が探求する過程で気づいたこと、学んだことを共有してみたいと思います。
また、私が所属するサイボウズは複業(副業)を推奨していることもあり、現在は週3日正社員で働きつつ、残り2日は個人事業主として複業をしています。意図せず実現した働き方ではありますが、これを実現する過程で、市場価値について考え、給与交渉をし、持続可能な働き方・学び方について考える機会がありました。これは人生100年時代を生きる上でちょっと面白い参考になるかも知れませんので、ぜひ働き方についてもお話できればと思います。

同じ悩み、疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。また、働き方の面でも「これからの働き方」となるヒントが聞けそうです! 天野さんのセッションは 6/23(日) 14:20-15:00 予定です。


「正しいものを正しくつくる」を探索し続けてきた10年とこれからの10年 / 中村 洋さん

この10年「どんな現場、チームならクライアントや利用者が喜ぶものを届けることができるか?」を探索し続けている気がします。
その探索の旅の中でDevLOVEに出会い、DevLOVE関西を作り、「正しいもの正しくつくる」ギルドワークスを立ち上げ、現場コーチとして様々な現場でこの探索の旅を続けています。
このセッションではこれらの経験から自分なりの「正しいもの正しくつくる」に近づこうとし、そしてこれからどこに向かうのかというお話をできればと思います。

クライアントや利用者が喜ぶものを届けることができる現場、チーム像、気になりますね。在りたいチームのイメージを持つ、あるいはイメージをより強くするきっかけになるお話が聞けるのではと思います。中村さんのセッションは 6/22(土) 11:50-12:30 予定です。


踏み出す一歩は大きくなくていい、ただ方向さえ正しければ / 長沢 智治さん

“The steps you take don’t need to be big. They just need to take you in the right direction.” これは S.H.I.E.L.D. のエージェント Jemma Simmons の言葉です。エバンジェリストとして10年以上活動できた原動力は、まさにこの言葉につきます。「物語のいらない」エバンジェリストを長く続けてきて、会社を超えて、会社から独立しても貫ける鉄の意志はどこから生まれて、どこで培ったのか、それらをシンプルにふりかえりならが、これからの10年を考察してみたいと思います。

鉄の意思!自分の行き先がこれで合ってるのか?不安になることはあると思います。そこに「踏み出す一歩は大きくなくていい、ただ方向さえ正しければ」の言葉。どう自分のなかで意思を守り、育むとよいのでしょうか。その解が見えるお話になるのではと思います。長沢さんのセッションは 6/22(土) 15:30-16:10 予定です。


アウトカムを出す! 楽しむ! 両方やるために経験を味方にする! / 高橋 陽太郎さん

アウトカムを出したい!
日々の開発も楽しみたい。でもそれが難しいことがたくさんあります。
私自身、アウトカムと楽しさの両立に苦しんできました。さらに、エンジニアリングマネージャーとなり、アウトカムと楽しさの両立の重要性をより感じています。そんな中で、自分がそれらをどう両立させようとして、失敗し、諦めず経験から学び自分とプロダクトを前進させて位言ったのかの経験を話します。

「アウトカムは出す」「日々の開発も楽しむ」「両方」やらなくっちゃあならないってのが、「エンジニアリングマネージャー」のつらいところだな。...とは誰が言いましたでしょうかね 笑 どう両立させたのか、参考になるお話が聞けるのではと思います。高橋さんのセッションは 6/23(日) 14:20-15:00予定です。


チームの未来が見えていますか? / 西村 直人さん

DevLOVE 10 周年おめでとうございます!
みなさんのチームは10年後はどんなチームになってますか? 何百回目のスプリントを迎えていますか?
10年前をふりかえってるみると「アジャイル開発という言葉がなぜ周りに理解されないのか」という個人的な想いにガムシャラに立ち向かっていました。
現在、そういった状況は一変したと感じていて、その変化のなかでこれから先はチームを支える役目を持つ人たちは何をどう考え、行動していくべきなのかを、みなさんと一緒に面白可笑しく考えてみたいと思います。
主に、チーム開発が好きな方や「アジャイルサムライ」や「Scrum Boot Camp The Book」を読んで実践している/しようとしている方向けに話す予定です。

「10年後に自分のチームがどうなっているのか?」とてもタフな質問だと思います。チームで苦楽を共にして、同じ目的を見据え、変わりながら最高のチームであり、結果を出していくには。とはいえ、「面白可笑しく」ともありますので、真面目に、気軽に考えて、自分のなかに小さな変化を起こすようなセッションになるのではと思います。西村さんのセッションは 6/23(日) 16:20-17:00予定です。


大企業アジャイルの勘所 / 黒田 樹さん

レガシーシステムを抱えるような大企業の開発の現場の目線からアジャイルの世界で語られていることを見ると、以下のような課題感を感じてしまいます。
・制約のない理想のキレイな状態(制約が少ない世界の話)で語られがちであり、実際の現場との乖離が激しすぎてどう登っていいのか困る初見殺し感。
・現実的にはこんがらがった状態から改善が始まる事が多い。新規開発でうまくやれるのはそりゃそうだろ感。「なぜ、こうなるまで放置してたの?」とか「こんな状態になることに問題がある」みたいに正論を言っても何も「今」を変えることは出来ない。それぞれ事情がある。現実の課題から出発していない「べき」論が多い。
・海外のほげほげ大企業でも出来てます。といわれても遠い世界の話にしか聞こえない。
アウトカムにフォーカスしていない。ビジネス目的やKPIベースで語られずに、「価値」あるソフトウェアみたいな表現の解像度で止まっていて、説明責任を果たせない。果たすのが難しい。で、どういう構造でビジネスに寄与するの?が大切なのにプラクティスに終始しがち。
・Be Agileという割には、Do Agileの話をよく見かける。本質が見えにくい。
このような課題感に対して、実際に大企業の現場でビジネスに即した形でアジャイルな状態を作り上げていくために、経験から学んだ私なりの勘所をお伝えできればと思います。

個人的にも大企業といわれる場所にいますので、そこでの現場の状況と外から入ってくる情報にギャップを感じることは多くあります。そのあたりの、大企業という文脈で悶々と悩みを抱えている方に対して、実践的な気づきが得られるセッションになるのではと思います。黒田さんのセッションは 6/23(日) 17:10-17:50予定です。


キャリア形成に必要なのは、ただ飛び込むという勇気だけだった / 湯前 慶大さん

この10年間、様々な分野を経験してきました。理論物理学、Linuxカーネル、ゲーム開発、Engineering Manager、VP of Engineeringなどなど。特別な何かを目指してキャリアを逆算してきたというよりは、そのときに自分が本気で打ち込めることに飛び込んでみて、全力を尽くしてきました。このキャリアの形成方法は、一見して無謀とも見えるかもしれません。しかし、予定調和ではない、環境に適応するために自分を変化させ続けようとした結果であると解釈しています。
本セッションでは、この10年間のキャリアをふりかえりながら、なぜそこまで変わることが出来たのか、変わるための自分なりのメソッドを明らかにしていきます。更に、次の10年に向けて、時代の変化にどのように適応させていくのかを述べます。

目の前のことに飛び込んで全力を尽くす、難しい一面もあるのではないかと思います。そこにおける「自分なりのメソッド」周りではなく自分から変わることについて参考になるお話が聞けるのではないかと思います!湯前さんのセッションは 6/23(日) 14:20-15:00予定です。


アジャイルで忘れてしまったもの、そして、再び拾い集めたもの 〜モデリングもしないでアジャイルとは何事だ!から早幾年〜 / 原田 巌さん

サラリーマンとして18年。
悩みながら歩み、何となく成るべくして「アジャイル」な方向に向かって来たのだと思います。
2013年11月9日DevLove甲子園の「モデリングもしないでアジャイルとは何事だ」の予期せぬヒットをきっかけに、「アジャイル」によって何が変わり、失くした何かを再発見して拾い集めたのかを私のアジャイル一発芸人人生と照らし合わせてふりかえりたいと思います。
私の人生なので他の誰とも同じ歩みではないと思いますが、体験の一端から少しでも学びを伝えたいです。 最後に、これからの10年にやった方が良いことを提言します。まぁ、モデリングは楽しいからやろうぜって事ですけどね。

アジャイルで忘れたもの、変わったこと、失くして再発見したもの、気になります。体験を持ち寄り、それを聞いた誰かの糧になる。そういった場はまさにこれまで、これからもDevLOVEが大事にしていきたいことだと思います。原田さんのセッションは 6/22(土) 16:20-17:00予定です。


Cloud Nativeと分散システムを軸にこれからのITのあり方を考えてみる / 須江 信洋さん

このところ各所でデジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉を聞くことが増えてきましたが、DXの本質は「ありとあらゆるものをデジタルデータとしてソフトウェアで処理し、インターネットでやりとりできるようになる」ということにあると考えられます。このような世界観はOMO(Online-Merge-Offline)と呼ばれますが、OMOの時代にはIT(ICT)こそが世界の根幹であり、今までのようにITを利用してビジネスを部分的に効率化するという考え方とは根本的に異なるアプローチが必要になります。
本セッションでは、これからのITのあり方を根本的に捉え直す「Cloud Native」という哲学と、それを実現するアーキテクチャとしての分散システム、実現手段としてのコンテナとマイクロサービス/サーバーレス、実行基盤としてのハイブリッドクラウドについて考察してみたいと思います。

ITを利用するではなく、ITを根幹におくということでしょうか。この業界にいる人間としてはワクワクする考え方だと思います。これからの起こる10年を見据えたときの「Cloud Native」という哲学、ぜひお聞き逃しなく!須江さんのセッションは 6/23(日) 11:00-11:40予定です。


10年後の僕たちに送りたいメッセージ 〜未来のエンジニアに幸あれ〜 / 漆原 茂さん

10年後、20年後、僕たちは何歳だ?どんなところでどんな仕事をしているだろう?技術は変わるし働き方も大きく進化する。過去の要約はできるけど、10年先を見通すのは限りなく難しい。
それでも僕たちには未来に届けたいメッセージがある。10年後に活躍しているエンジニアたちに送る最大限のエールを聞いてくれ!

10年、20年後に僕たちは何歳だ?考えるのに躊躇してしまう問いです。しかしながら、これからの自分の生き方、働き方、進む先を考えたときにもし誰かがそれを応援してくれるなら、これほど支えになることはないと思います。そんなエールが聞ける、勇気をもらえるセッションになるのではと思います!漆原さんのセッションは 6/22(土) 17:10-17:50予定です。


以上、第4弾でした!

はやいもので、DevLOVE Xはもう来週開催です!引き続き、内容決まり次第お伝えしていきます。来週末、6/22-23はぜひDevLOVE Xにお越しください!今後どうなるにせよ、1回目はこの1回きりしかありませんので。

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6/22-23 2Days で DevLOVE 10周年イベント DevLOVE X 開催!

当日のタイムスケジュールは こちら から。チケット購入はこちらから。

ファウンダー市谷さんによるDevLOVE11年の物語はこちらから。


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