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スペイン旅行記。その8

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さていよいよ今回のメインイベント「Fight Cade 2019」の会場、ムルチャンテの街に向けて移動開始。現地時間で夕方16時くらい。主催さんが用意してくれた個人タクシー?に乗って移動。おおよそ5時間の車旅。時間的に東京ー名古屋くらいか。

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昼間の裏路地と街並み。色がパリっとしてて綺麗だ。

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ガタイの良い運転手さんがシトロエンの大きなバンで登場。後部の荷室に7人分のスーツケース積み込んで、7人全員乗車。体感的には窮屈な感じはなかったんだけど、向こうの車はやっぱ大き目に造られてるのかしら、、??

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車は市街地を抜け、シームレスにハイウェイに乗る。日本みたいに料金所がないの。途中2箇所?あったくらい(たぶんその区間は有料区間とかなのかな?)。

1時間くらいすると次第に車窓の景色が変わり始める。スペインは赤色の土が多いように思えた。あとゴツゴツしてるけど重機入れたら簡単に崩れそうな感じにも見える。いや実際はわからないけども。。
それと高い山が無いの。いっても丘とかそんな感じで。

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岩山の斜面に大規模な墓地が。見晴らしは良さそう。

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走り続けて3時間くらい、いよいよ岩山も減り、平野が広がってきた。
そしてそろそろトイレに行きたくなってきた。

ここで問題発生。

運転手さん、生粋のスペイン人(当たり前)でスペイン語以外通じない。
俺は今飲んでる薬の都合でちょっとトイレが近い。まあでも高速にサービスエリアとか休憩するところくらいはあるだろうし、何回か休憩入れるだろとタカを括っていたんだけども、運転手さんタフで、これまで3時間ノンストップ。何も言わなければゴールまで行ってたと思う。

スペインの高速道路、兎に角休憩所が無い。たまに出てくる駐車場も、本当になんもないだだっ広いただの空き地で。そんで不定期?にガソリンスタンドがあって、そこにショップが併設されててお店のトイレを借りる感じ。

TMFさんや助手席の吉川さんにも協力を仰いで、翻訳ソフトとかも使い何とかスペイン語で「トイレに行きたい!」と伝えると、なんかわかった様な伝わった感じのそぶりを見せるも、返答がスペイン語だもんで何言ってるのかさっぱりわからず。本格的にマズイ。。

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最終的に吉川さんが「トイレ!トイレ!」とガソリンスタンドの標識指差したりして、何とか立ち寄ってもらう事が出来、俺の人としての尊厳は守られた。。。いやぁ本当死ぬかと思った。。。

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トイレも済んで落ち着いたところでふと気がつく。スペインはトラックがすんげぇ多い。そして交通量の割にみんな飛ばす。で、市街地以外はほぼほぼ信号がないので、一度スピードが乗ると結構良いペースで走る事ができる。交差点もほぼほぼラウンドアバウト(ロータリー)になってるので信号どめも少ないし。市街地内部以外は渋滞がない。
日本の高速も無料化してくれないかしらね。。。まあもはや立派な財源だからむりか(;´Д`A

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その後またしばらく走ると丘の上に謎の巨大な牛オブジェ。

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4時間くらいしたところでふと外を見るとこんな景色が。水平線は日本でも見られるが、地平線は初めて見た。ちょっと感動。スペイン広い。

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そして高速沿いで初めて見かけたホテルで2度目のトイレ休憩。これだけ走って初めて見た。

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裏の駐車場こんな感じ。広いw
小さくてわかりづらいけど、左の白いのは日本で言うとこの10tクラスの大型トレーラー。右端の黒いのは発電所の変圧器とか巨大重量物を輸送する為の超大型トレーラー。土地と裏山との対比にご注目w

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あと少しでゴールのムルチャンテ。最終日に観光にいったトゥデラの街から見えた風力発電施設が。この辺りで俺寝落ち。次に気がついた時にはもう街の入り口に来てて。

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現地時間21時ごろかな、ようやく今回の目的地ムルチャンテに到着。宿は主催者さんが用意してくれたゲストハウス。コンドミニアム?って言うんだっけ?

控えめに言って最高。
ベッドは全部で10個かな(図と配置や数が若干違ってました)、リビングも広いし、建物の敷地よりも広い庭まであって、至れり尽くせり。キッチンや洗濯機もある。ご飯は外で食べるか自炊。ここで3泊する。

と言うわけで、次回はムルチャンテの街とFight Cadeの会場の様子を書く予定。

続く〜

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