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〈それ〉が襲ってくる

先日のnoteを更新した後
気分は最高潮の落ち込むことになった。

翌日からまた仕事だというのに
全く眠気が訪れることがなく
焦りと不安から
気分はとにかく落ちて行って
自分でも訳が分からなくなり

あぁなんでこんなに辛いんだ
こんなになってでも生きていないといけないのか
頼むから、生きることを休ませて欲しい

そんなことを思った。


気づくと僕はどうやって死ぬのがいいか
最後に見る景色、最後の自分の姿
発見されたときにどんな姿でいたいか
なんてことを考えていた。

そうだ、恋人に誕生日にもらった服を着よう
冬物の服だけど死ぬんだし
季節なんてこの際どうでもいいや
両親になんて言おうか
姉には別で連絡しよう
色々と支えてくれたし。

と考えていたら
いつの間にか涙があふれていた。

涙は止まることなく目からこぼれ出てきて
自分で止めることはできなかった

ここ数年で一番泣いたんじゃないかと思うくらい
ただ深夜のベッドの中で
タオルケットにくるまったまま
泣き続けた。

死にたい、もう死にたい

と考えて呟きながら

ひとしきり泣いた後
いつの間にか寝ていた。

翌日目が覚めてからは
昨日の感覚だけが残っていて
仕事に行かないと
と思いながら
極力何も考えないように
家をでた。

仕事の短い休憩のとき
冷静になった自分は
昨日の自分のことを思い出し
恐ろしくなって姉に連絡をした

姉からは心配しているという旨のLINEが来た。
仕事が終わったら連絡しようと思い
夜遅くになって仕事が終わった僕は
姉に返事を返すと
すぐに電話がかかってきた


「今、お母さんとお父さんがジュンの家の前にいるよ」


理解するのに時間がかかった

父と母は
姉から大慌てで連絡が入り
自分は子供の世話があって行けないから今すぐ行って欲しい
と言われたそうだ

母もいてもたってもいられず
父が帰宅してからすぐに車を飛ばして
ここまで来たらしい。

実家から家まではかなり距離がある
車で来たら3時間ほどだ。

それをこんな夜遅くに急いで来たらしい。

そこで自分は
とんでもないことをしてしまったのだと思った。

死にたい、という感情を自分の中で
すごく身近に感じていたせいで
とんでもないことをしているのに
気づいていなかったんだ。

そこで自分は初めて
本当におかしくなっている
と気づいた。

父と母はそのまま職場まで迎えにきて
実家に連れて帰ると言った

そのつもりで来たことはわかっていた。

仕事があるんだ
帰れないよ
僕がいないと明日滞る仕事が沢山あるんだ
だから休めないんだよ

そう言うと
父と母は「わかった」と言って
何かあったらすぐに連絡してきて
夜中でも朝でもすぐに迎えに来るから
死ぬなんてことだけはしちゃダメだよ
と言った。

まさか両親が来るなんて
思っていなかった。
自分の中にいろんな感情が欠落してしまっていると
思ったものの
それでもまだ拭いきれない希死念慮があった。

親に迷惑をかけた
姉に心配をかけた
姉はどれほど心配だっただろうか
車で向かってきている両親は
どれほど心配だっただろうか

連絡が返ってこないで
家の前で待っていた両親は
どれほど不安だっただろうか

母はあまり強くない
きっと不安でパニックを起こしかけていただろう
父も何も言わないけど
不安で心配だっただろう
そんな母をきっと父は慰めていただろう

姉は自分と似ていて
不安なことや心配なことがあると
自分で処理できずにパニックになってしまう
きっと今回もそうだったんだろう
自分で抱えきれず、母に急いで連絡したんだろう

こんな状態になってしまったことが申し訳ない

今は少し落ち着いたから
そのときほどに落ちてはいないが
きっとまたあんな日が訪れる。

〈それ〉は突然襲ってくるんだ。
夜になると襲ってくるんだ

深い深い闇のそこから
じわじわと這い上がってきて
必死にしがみついている僕の足を持って
闇の底へと引き摺り込んで行くんだ。

そして闇の中心までくると
四方八方から僕に叫ぶんだ

「こんな人生やめちまえ」
「ちょっとだけ休もう」
「そんなになって生きていて楽しいか」

そんな風に叫んでくるんだ。

必死にもがいてもがいて
やっとの思いで闇の端っこまで来て
また〈それ〉がいつやってくるのか
怯えて暮らしているんだ

しかも〈それ〉は出てくるたびに
どんどん大きくなっていく
いつしか抵抗できなくなるんだろうと
不安になりながらも
毎日僕は必死に闇から逃れる方法を探している。




jun.

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6

jun.

男です。 黒い犬がいます。 頭に浮かんだことを、そのままに書いています。 だから日によって内容に差があります。 1人の人間の生の言葉として受け取ってください。
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