大阪にあるLiveBar「TAKE　FIVE」で行われた本多俊之のライブに
行ってきました。CC-Rex というチック・コリアのトリビュートア
ルバムの発売記念ツアーということでした。メンバー以下の通りで80年代
フュージョン全盛期を知る者にとってはうれしい顔ぶれでした。

本多俊之（Soprano & Alto Saxophone）
野力奏一（Piano & Keyboard）
グレッグ・リー（Electric Bass）
奥平真吾（Drums）

ライブの1曲目は「Crystal Silence」で静かに始まりました。
乾いたリードとマウスピースの隙間を抜ける息の音が聞こえるくらい
澄んだ音色で、曲のイメージ通りの素晴らしい演奏でした。

ラストは私の大好きな「 La Fiesta」で、当然この曲で大いに盛り上がった
のですが、この曲はどうしてもジョー・ファーレルのソロが頭に浮かんでしまいます。ところが、今回の本多俊之のソロは完璧にオリジナリティーにあふれる物で、私の頭の中にいたジョー・ファーレルは知らない間に本多俊之に置き換わっていました…。

久しぶりにソプラノサックスにシビれた夜でした。