結局は何事も”コレ”が大事

特にXやYouTubeを見ていると、極端な言説ってよく見かける。
あらゆる物事に対して。

白か黒か。0%か100%かみたいな。
そういうXの投稿に多くの「いいね!」がついていたり、YouTube動画が多くの再生数を獲得したりもしている。

でもね、正直、思うんだけど。
そういった極論を言っている人って、結構な確率で、”うさんくさい人”、だと感じます。
どうやって稼いでいるのか見えない人だったり、なんだかSNSが変にキラキラしていたり。
もちろん、僕が物を知らないだけな可能性もあるけれど、極端な言動をする人で真っ当そうな人を僕はほとんど見たことがない。

僕も、ときどき、そういう考え方をしている人の投稿や動画を不意に、事故みたいな感じで見てしまうことがあるんだけど。

必ずこう思うようにしています。


「要は”バランスを取ること”が大事」。

僕は、自分の経験と慎重派という性格もあるんですけど、「短期間で目標達成」とか「最短距離でゴールまで進む」といった考え方が好きではないんです。

例えば、僕もこれまでに無数のシナリオを書いてきていますが、執筆の特訓から始めて、実際にお金を生み出すまでにおよそ3年はかかりました。
シナリオライティングを学び始めた当初は、「1年くらいあればいけるかな」と鷹を括っていたんですが、すぐに壁の高さに気づきました。

ここから考えると、短期間ではちゃんとした力は身につかないということ。
もちろん、短期間で目標達成した方も沢山います。
ただ、そういう人って、回りを見渡してもわりかし早い段階で消えて行っていたりするんですね。
それはやはり基礎力が身についていないからだ。

これとバランスを取ることがどう関係があるかというと、短期間・最短距離って考え方って0/100思考と近いところがあると思うんです。

物事も人間もすごく多面的で、実際は世界ってグラデーションでできている。
そのグラデーションの中を私たちは生きているわけだから、極端な言動が実際にまかり通るほど世界はシンプルではない。

その中をうまく、アクシデントに遭遇する確率を極力減らしながら、渡っていくにはどうしたらいいかというと、バランスを取っていくことだと思うんです。

仕事も、人間関係も、趣味も。

極端な言説をする人みんなが人を悪い方向に引き入れたくてやっているかというとそうではなく、正義感からやっている人も多い。

でも、その極論が自分に当てはまるかどうかは限らないので、そういうものに影響されそうになったら、一歩立ち止まって考えた方がいいと僕は思います。


読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。