見出し画像

本職デジマベンチャー人事の僕が、副業で2年間高円寺でバーテンダーをしていた話し

これまでnoteを読むことも、書くこともしていなかったタイプなのですが、
それなりに刺激的な約2年間を経験させていただいたので、自分としても残しておきたいのと、最近はいわゆる「副業」に興味関心持っている人も多いと思うので、何か参考になれればくらいの緩いテンションでタイピングしております。

特に深い内容はなく、

ハーゲンダッツの食べ頃を待つまでの間、お読み頂けたら幸いです。

■自己紹介

緒方慎吾 髭でメガネです。

<本職>
2018年9月にマイクロアド中途入社(コーポレートデザイン本部)

新卒・中途採用を始めとして、社内の全社総会で総合演出をしたり、社内ラジオでパーソナリティー的なものをしたり、時には社内をカメラ持って周り動画を作ったりと所謂「何でも屋」です。

よく自分のミッションを説明する際には”会社をいい感じにする仕事”とお伝えしております。
※前職は人材会社で転職エージェントをしておりました。

<副業>※正式には2020年9月で終了しました
高円寺のとあるバーで毎週木曜日限定でバーテンダーの仕事をしておりました。
オープンからクローズまで全て一人でまかなっていたので、1日店長みたいなノリですね。
※得意なカクテルは「ウーロンハイ」です。

■読んで欲しい人 
・副業を始めたい人
・人事や組織活性のお仕事をされている方
・いきつけのバーを作りたいひと
■このnoteは何について書くか
①何故バーで副業をしていたのか
②本業と副業の相互作用
③バーの楽しみ方(僕なりに)

①何故バーで副業をしていたのか

お金がなくて、収入を増やしたい!という訳ではなく…

”本職に間違いなく良い影響があると思ったから”です。


まず、何故わざわざバーに行くのか。
これ疑問に思う人も居ると思うのですが…


家で一人で呑みゃいいじゃないですかっ!
わざわざ家で呑む倍以上の金額を払って、一体何がしたいんですか??


つまり、バーに来るには何かしらの目的があります。
(もちろん毎回明確な目的がある訳ではないと思いますが)

例えば
・誰かに話を聞いて欲しいな
・寝る前に一杯誰かと呑みながら話したいな
・普段のまないお酒呑みたいな
・etc

きっとこんなキッカケから繰り返し通いだし、気付けば居心地のよい”俺のいきつけ”になるのだと思います。

○○さん、いつものウーロンハイでいいですか?といった感じに。

画像5


僕のやっていたお店はカウンター8席のみ。
端の人の会話は端の人の聞こえる位のものです。そんな様々な目的、人が居る空間をカウンターの中に居る自分は、”いい感じ”にする必要があります。

前述の通り、僕の本業のミッションは会社をいい感じにする仕事

ここに共通するものがあった訳です。

画像6

会社にも様々な人がいる訳じゃないですか、特に弊社は多様性を重んじていることもありますし。

しかも、高円寺ですよ。眠らない街高円寺だからこそ、そりゃ色んな人がいらっしゃいます。

常連さんには上腕二頭筋に大きなおにぎりのタトゥーが入っている方、お笑いで上京し夢見ていた半ば相方が行方不明になり困っている方、などなど様々です。

そんな人たちが集まる空間を常にいい感じにするって、相当難しくて、面白いなと思ったのが、僕があえて高円寺のバーで副業をしていた理由になります。


ちなみに、本業であるマイクロアドにはしっかりと申請をした上でバーの仕事をさせて頂きました。

直属の上司@super_masaharu さんに相談したところ

「ええやん!やってみ!キツいと思ってもやめたらあかん、本業でのパフォーマンスが下がったと思ったら率直に指摘するわ、でもそれでもやめたらあかん。」

といって貰えてこの時は素直に嬉しかったです。おおきに。


②本業と副業の相互作用

始めた頃は元々お店の常連さんが来てくれたり、自分のSNSを見て来てくれた古くからの友達が来てくれたりと、ありがたいことに満員御礼でした。

しばらくして、会社の人がわざわざ仕事終わりに渋谷から足を運んでくれるようになったんです。

新宿での乗り換えもあるにも関わらず。

社長もオフィスですれ違った際に「最近バーの調子はどうなの?」なんて声かけてくれます。

嬉しいですね。

部署関係なく、部門をまたいだ数人で来てくれて仕事のことやプライベートな話をしていたり、お店の常連さんとギター片手に歌って盛り上がったりと憩いの場として使ってくれてました。

時には、営業部の社員が、クライアントである代理店の方との会食の2次会の場として使ってくれたこともあります。

Twitterで知り合った同世代の人事メンバーもお店に来てくれました。同い年で別々の会社で人事やって共通の悩みが持てるのは素敵。

他にも、普段からマイクロアドはアトラエさんのwevoxをずっと導入させて頂いているのですが、CSチームが御一行でリピートしてくれたりとビジネスの場でご一緒させて頂いている皆様とも何気ない話をさせて頂くこともありました。↓その時のお写真

画像1

画像2

公式アカウントのウィボットくんも、likeしてくれたウィボ


副業って、なんか本業と切り分けたいというか、別のモノって考え方する方が多いと思うのですが、個人的には延長線上に捉えていて、本業と副業の相互作用を凄く感じました。

これも上司に言っていただいた言葉ですが、

「緒方が副業をすることを許可した会社に対して、しっかりとメリットを生み出さないといけない。」

僕はこの副業を通じて、快く頑張れと言ってくれたマイクロアドにしっかりとメリットを作り恩返し出来たと自信もって言えます。

偉そうには言えないのですが・・・

今副業を考えている方には様々な理由があると思いますが、
もし単純にお金を増やしたい!という理由のみで動いているのであれば、
ほんの少しだけその副業が自分の本業にとってどれだけプラスになるのかな?と考えて見てくれると嬉しいです。

せっかくなら応援される副業がしたいですもんね。

③バーの楽しみ方(僕なりに)

ココからは、一人でバーに行って見たいけどなかなか一歩が踏み出せない方や、バーに行って常連さんと話したいけど中々勇気を出して話せない方、がもしいらしたら読んで貰えたら嬉しい、バーを楽しむコツを書きます。

まず、

バーってもれなく入りにくいですよね。(笑)

画像7

外観に癖があるとか、いつも常連さんが沢山いそうとか、入ったらまずどうすればよいのかな?とか・・・

そんな方には、ぜひこれらを実践して見て欲しいです。

~その1~
店員さんもあなたを待ってます。入りにくいのは気のせいです。

いや、いきなり精神論かよと思うかも知れませんが、結構大事だと思います。

そこにお店を構えてOPENの札を出している時点でお店はお客様を心からお待ちしています。

「入りたいが勇気が出ない・・・」は実はあなたの一方的な思い込みの可能性が高いです。

入ってきて来てほしい店と、入りたいあなたなので既にそこにはマッチングが生まれています。

あなたは求められています。

~その2~
入ったら、一言でいいからお店を褒めてみてください。

いざお店に入ったら、どうしていいか分からないと思うのですが、
まずは一言、自分がこのお店に入りたいと思った理由を伝えてあげて下さい。

「外観がステキでずっと気になってたんですよー!」
「この店いいよ!って聞いたんです!」
「いつも前通るたびに楽しそうな雰囲気だったので!」

これらを言われて嫌がる人は誰も居ません。
無口で席に座るのではなく、ぜひ一言伝えてあげて下さい。

営業とかでもよく相手先のことを少し褒めてみるとかあると思うのですが、あれと一緒です。

これを伝えることで、少し空気が和み店主や常連さんからの好印象を得られます。

何より自分が楽になるかも?

~その3~
三角形を意識した会話を

いざ、席にについてみると常連同士の会話や店主と常連さんとの会話が弾んでおり、なかなか会話に入りずらい時もあると思います。

そんな時は三角形を意識してみて下さい。

人は横並びの人と完全に正面向き合って会話はしません。
常に二人の間に生まれた三角形の頂点向かって話をしています。

友人ともカウンターでお互いの顔を向き合って話をしませんよね?
2人の間にあるメニューや料理を見ながら話していることがほとんどです。

画像3

そして、バーに至ってはカウンターの中にバーテンダーがいるのでその人が三角形の頂点として機能しています。

横に座る常連とバーテンダーの会話に入って見たくなったら、その話題についてバーテンダーにまず話し掛けて見て下さい。

そうすると、横の常連さん・バーテンダー・あなたの三角形が生まれて心地よく会話ができる状態になります。

画像4

なので、横の常連さんの会話に自分も入れると思ったら、そのサインをバーテンダーに伝えると自然と会話が進み、

気付けばウーロンハイ3杯目。

少し話したりないな位で1日目はお店を後にし、
1週間空けないくらいでその時の想い出を引っ提げて2回3回と通ってくうちに、自然とあなたにとって”いきつけ”の場となり、気付けば頼んでもないのにウーロンハイが出される様になるわけです。

いかがだったでしょうか、noteの使い方も分からずとにかく書いてみたのですが、改めて伝えたかったこと一言にすると。

本業・副業を単体で考えるのではなく、しっかりと繋がりを生むことでウーロンハイが美味い。


あれ。なんか違うな?

最後までお読みいただきありがとうございました。

#人事 #副業 #働き方 #ウーロンハイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?