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「体験」を大切にする

やっほー!まーふぃです!前回の記事ではVUCAの時代を生きるヒントは子供にある説を記しました。

以下、前回記事より抜粋

子供は限られた環境の中で魅力を察知する嗅覚が高く、その魅力をカタチにして、さらに状況に応じてカタチをしなやかに変化させて楽しいベストな遊び方を模索する。

今回は少し現実を足し算していきます。
これから訪れるみらいは時代の潮流を察知してしなやかに変化いくことがマストスキルになると考えています。

オフライン−オンライン=「体験」

世間はオンライン化が急速に進んでいますね。僕は捻くれているのでオフラインにしかできないことと、その価値に注目しています。
なぜなら「体験」にこそ価値があるからです。

オンラインの良いところは挙げればキリが無いですが、オンラインの擬似的なソレでは五感をビシバシ刺激するような「体験」には到底敵わないと考えています。

湘南無差別級バーベキュー

例えば、今から15年前に湘南の海を舞台に、「湘南無差別級バーベキュー」なるものを毎年開催していました。
そのBBQの目的は知り合いでわんさかやるのではなく、性別年齢を問わず、見ず知らずの人達を集合させて発酵させること。初回は悪天候にも関わらず、約70人の方にご参加いただき、大変な盛り上がりを見せたと記憶しています。

15年前は現在ほどSNSが発達しておらず、携帯のメールの転送を駆使して人を集めました笑

参加費用は食べ放題飲み放題で男子2000円、女子1000円という原価ギリギリに設定し、インフラと原材料だけを提供し、食べるもの、飲みものは参加者が自ら手を動かしてもらうスタイルです。

「湘南無差別級バーベキュー」は年々規模が大きくなり、最終的には約600人の若者が江の島に集う湘南の夏の一大イベントになっていました。
規模が大きくなるにつれて、安価な参加費設定にも関わらず、かなりの黒字になっていました。
私は開催趣旨の方向性の不一致と法人化の話などの利権が絡んできたのでめんどくさくて抜けました。

人とお金の集め方

それではこの仕掛けを少し紐解いていきたいと思います。なぜ、ここまでの人とお金が集まるのか。

参加者の参加の意思決定をした要因は「なんか面白そうだな」だと思います。参加者それぞれはお金と時間を費やしてでも、「体験」を得たかったんだと思います。

例えば、
BBQが好き
肉が好き
酒が好き
酔っぱらいたい
騒ぎたい
海が好き
浜辺が好き
音楽が好き
友達が欲しい
恋人が欲しい
女が好き
男が好き
お持ち帰りしたい(笑)
などなど。

本BBQは質素なBBQ大会から、湘南で行われる最大規模のクラブイベントに進化していきました。
開催前に毎週行われたスタッフMTGで時代の潮流を読み、クラブミュージック×爆音×酒で盛り上げようとした結果です。

遊びからビジネスへの進化とも言えますね。

今思い返してもよくできた仕掛けだったと思います。(各諸官庁への事前の届け出や許可が必要な場合が殆どなので。やりたい方はご注意ください笑)

それから15年後

さて、この事例をもとに現代風にアレンジすると以下の三つがキモなのかなと思います。

・時流の中の魅力的なコンテンツをカタチにすること。
・WEBを活用した集客と、リアルな「体験」から生まれた声をもとに軌道修正を随時加えること。
・オフラインにしかできない「体験」の価値を高めること。

これらの設計がニーズを踏まえた狙いとマッチすれば人とお金は勝手に動いていく気がします。

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回にはニートマンに転職していると思いますので、面白そうなことを見つけ次第投稿します。
それではおやすみなさい。








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