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涼みを『Scene<版画のある情景>』

版画と歴史で涼みに。

熊本・山鹿の古民家ギャラリー百花堂さんでは5月3日(金)から5月26日(日)まで、版画のイベント『Scene<版画のある情景>』が開催されている。

本イベントは三名の作家さんによる版画作品と、コレクターの長洲版画さんが収集された版画作品を展示販売されているもの。

参加している作家さんは木版画家の難波多輝子さん、版画家の平井栄美さん、そして絵描き、イラストレーターとしても活躍されている平川いつかさんの三名。

会場の古民家ギャラリー百花堂さんは、150年前からある町屋をギャラリースペースに変えているところ。飾られている作品はもちろんながら、土でできた壁や独特のあたたかさのある照明、木の床、階段など、入った瞬間から感じられた歴史ある和の空間も乙なものだった。

一階、一階奥、二階。たくさん飾られている額縁の中からはそれぞれの思いが感じられた。白の余白と小さな四角形が織りなすアート。それぞれ一つ一つ違う面白さがあることにわくわくしながら、ここちいい冷んやりとした床を進んでいく。

長い袖もだんだんと短くなっていくこの季節。山鹿にて、至福のひとときを。

(大坪 磨亜久)

【Scene<版画のある情景>】
期間:2019年5月3日(金)~5月26日(日)
場所:古民家ギャラリー百花堂
(熊本県 山鹿市山鹿1371)
営業時間:11:00~17:00
※火曜定休