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光の中で『眺めている』

ぼくが最近、大好きな草野庸子さんの写真で特に好きだと思ったのが、サイゾーで連載の「ドラッグ・フェミニズム」でヒップホップアーティスト・なかむらみなみを撮り収めた写真。草野さんの写真は都会的でいて、キラキラしていて、華やかなんだけどみんな"寂しそう"。それがすごく魅力的。

福岡・博多のFROM WHERE I STANDさんでは、8月2日(金)から8月12日(月)まで、フォトグラファー・草野庸子さんの写真展『眺めている』が開催されている。

ぼくらの直感を惹きつける独自の世界観から、気鋭アーティストのアートワーク、WEB、雑誌、ファッションブランドのルックなど、たくさん作品を見かける機会が多いフォトグラファーの草野庸子さん。小袋成彬"LONELY ONE feat.宇多田ヒカル"のアートワークなどを手掛けてられている。

本イベントは草野庸子さんにとって初めての福岡での展示になっていて、内容は全て未発表作品。ZINEやTシャツなどのグッズ販売もされている。

草野庸子さんの収めた"光"を見にぜひ博多へ。その日のぼくは夜になっても、ゆれる心が残っていた。

毎日流れるような景色の中にいる。
意識が追いつくまでもなく、
カーテンから薄く漏れる光の中で、ただ漂うのみだ。

『草野庸子写真展「眺めている」』
期間:2019年8月2日(金)~8月12日(月)
場所:FROM WHERE I STAND
(福岡県福岡市博多区博多駅南1-19-18)
時間:11:00 - 22:00
※会期中無休