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ボヘミアン ラプソディ(2回目はAtmos Dolbyで)

Her Majesty The Queen.

ボヘミアン ラプソディを普通の映画館で観て号泣した初日。
素晴らしい作品なだけに、どうしても良い音響で聴きたかった。
ここ数年、元旦は映画を楽しむ事にしている。
その年を占うような、自分に喝を入れるような映画を選ぶことにしていて、今年は2度目だけれどどうしても見直したかったボヘミアン ラプソディに決定。
TOHOシネマズのファーストディなので迷いなく Dolby Atmosのシアターを選ぶ。
元旦だから贅沢しちゃおー!と、初プレミアボックスシート。
本当はプレミアラグジュアリーシートが気になったけど、さすがにプラス3,000円は震えるわ。
ファーストディで映画鑑賞券が1,100円+プレミアボックスシートが1,000円で Dolby Atmosが200円。
合計2,300円で、通常料金からプラス500円で1人の世界に入れていい音なんてお得!

せっかくだからプレミアボックスシート初体験感想も。
☆良かったところ
・座席間は背もたれと同じ高さの仕切りがあるので、隣は全く目に入らない。
・つまり画面だけに集中できる。
・座面も大きいから姿勢がきつくなったら胡座もかけるし、体制をちょいちょい変えても周りの人の迷惑にならない。
・シートの左側にドリンクホルダーと荷物置きあり。
・荷物置きのスペースは、A4サイズが入る女性用のトートバッグは余裕で置けるし、なんなら買い物したショッパーも、その上にコートとか上着だって置けちゃう。
★ちょっとなーって思ったところ
・前の座席との間が思ったより狭くて、隣の人が席を立つと結構邪魔。男性は横歩きする感じ。

概ね良き点が多いかな。
それも、割引の日でお得に取った席だから尚更な訳で、普段いつも座りたいかというとそこまでではないかな。
今回みたいに映画にじっくり入り込みたいっていう時ならまた座りたいかも。

さて、ここで私とクイーンの出逢いについて少々。
多分クイーンの1番の世代ってわたしよりももう少しお兄さんお姉さんだと思うんですね。
私が小5位の時に、友達の家に遊びに行ったら、あんまり話したこともなかったお兄ちゃんが部屋に来て「これ貸してあげるから聴いてみて」と渡されたのがクイーンのアルバムでした。
「Queen II」をなぜ友達のお兄ちゃんが私に貸そうとしたのか、いまだに謎。
多分周りに洋楽を聴いている子がいなかったのかなあ…なんて推測ですが。
それまで、家にあったビートルズの赤盤と青盤を聴き続けていた私にはクイーンは衝撃的と言っても過言ではなかった。
いまだにクイーンの音楽を聴けばあの時感じた震えが蘇る。
それをきっかけにクイーンの大ファンになりました、となると話はまとまるんですが、大好きなバンドではあったけれどとにかく私が洋楽に目覚めた70年代後半〜80年代にかけての音楽シーンというのはアメリカもイギリスもロックもメタルもポップスもテクノもディスコも…みたいな目移りすること甚だしい時代でした。
何でも聴く!といった感じだったので一つのバンドにのめり込むというのはまた少し後の話。
けれどクイーンはいつの時代も共にいた、という感じでしょうか。
フレディが亡くなった事を私は職場のラジオから流れるニュースで知りました。
その時のなにかぽっかりと穴が空いてしまったような言いようのない気持ちはまだ忘れられません。
だから1度目も2度めも涙が溢れて嗚咽を抑えるのに必死で。
あの時の持っていきようのない気持ちが、この映画を観て初めて昇華された気がしました。

この映画でクイーンを知らない世代、世代でも興味がなかった、あの頃そう言えば好きだった、色んな人が集まっているんですね。
もっともっと沢山の人が観てくれたらいいなと思っています。
とにかくブライアンとジョンが本人じゃないかっていうくらい似てるのが凄すぎる。
あとメアリーが可愛い…個人的にすごく好きな顔。
正しくても間違っていたとしても愛に溢れている映画。

女王陛下は永遠なり。

ちなみに、映画を観てからまた改めてクイーンを聴いているのですが、私の好きなハードロック系のバンドの曲で同じようなフレーズが思い当たるモノがいくつもありました。
やはりそれほどの影響力があるんだなぁ…と改めて感無量です。

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