2023年9月の記事一覧
みんな巡礼に来れば世界は平和になるday14ブルゴス~ホルニロス・デル・カミーノ(+21Km/303Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
それは柔和なオランダ人医師ルイスから聞いた言葉でした。 こんにちわ、相馬と言います。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 前の日のお話 この日(2022年9月1日)は「みんなでパエリアを食べる宿」に泊まりたいなと思っていたのですが、朝イチに東京との打合せが入ってしまい10時頃にブルゴスを出発。「満員にならないでくれー」と思いながら、少々、急ぎ目に目的地を目指します。 着いたのは14時30分といつもより遅かったけど、うまいことベッドをゲットす
巡礼のまんなかで韓国料理をたべるDay15 ホルニロス・デル・カミーノ~カストロヘリス(+20Km/323Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
オランダ人医師ルイスと韓国料理を食べる約束をしていました。 こんにちわ、相馬と言います。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 前の日のお話 前日、オランダ人医師ルイスと「この先に韓国料理を出すアルベルゲ(巡礼宿)がある。そこでまた一緒に飯を食おう。」と誘われ、ゆるやかにその宿を目指すことにしました。 この日も朝からほぼ平らな小麦色の土地を歩いて行きます。 だいたいそんな日が続く中で、少し高い丘から見渡して端っこに見えるあたりがだいたい20
巡礼イチの朝陽で始まるday16カストロジェリツ~フロミスタ(+25Km/347Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
こんにちわ、相馬といいます。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 この日は特に期待もなく歩いたような記憶。前日、ルイスと話したら「後半には運河があって、5kmくらいはボートで進める」と言ってたが「乗り物には乗らん!」と謎の意地を発揮する。 また朝からせっせと歩いていて「あの丘を越えないといけないとしたらめんどくさいなぁ」と思っていたら、案の定、ルートは丘の方向に。 結構なお年のじいちゃんコンビ(この2人も最後まで一緒だった)やら、大丈夫かしら
「イージューライダー」を歌いながら荒野を行くday17フロミスタ~カルザジージャ デ ラ クエッサ(+36Km/383Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
誰だって「何もない、誰もいない道」を歩くことになったら、「イージューライダー」歌うでしょう。 こんにちわ、相馬と言います。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 通常、巡礼路ではだいたい5Kmごとくらいに町が出てくるので、その日はまだ歩けると思えば20Km、25Km、30Kmと泊まる町を調整すればいいのですが、この日は18Km地点のカリオンと、35Km地点のカルサジージャ間の17Kmに町がなく、18Km か 35Kmかの2択しかない。 「どうし
巡礼はキリスト教徒でないといけないの?day18カルザジージャ デ ラ クエッサ~サアグン(+22Km/405Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
1年前の今日は修道院に泊まりました。キリスト様の像の下で下世話なYOUTUBEなど見る気も起きず、おとなしく過ごしました。 こんにちわ、相馬といいます。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 さして長い距離を歩いたわけでもないのにけっこう疲れたこの日。2軒ほどのアルベルゲ(巡礼者用宿)は満員で、修道院系のアルベルゲに泊まることとなりました。チェックインの際にワークショップ、ミサ、食事という3つのメニューを提示され、どれも「出たければ出てください」
絶望の石像と「魂の道」が始まるday19サアグン~マンシージャ・デ・ラ・ムラス(+37Km/442Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
特に私が絶望したわけでもなく、ただタイトルにしたいくらい圧倒的な絶望感と疲労感を感じさせる石像がありました。 こんにちわ、相馬といいます。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 30Kmくらいの町を目標にしながら、勢いで37Km歩いたこの日。20日ほど歩いてくるといよいよ体も出来てくるようです。 とはいえ、疲れて(歩けると、疲れもせずに歩けるはまた別)たどり着いた宿では久々に日本の方にお会いする。その後、非常に仲良くさせていただくお二人でしたが
パンツとステンドグラスとday20マンシージャ・デ・ラ・ムラス~レオン(+18Km/460Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
パンツが盛大にぶら下がっている町を通り過ぎ、それはそれはすばらしい大聖堂のステンドグラスに心洗われたのがこの日。(というか、我ながらこのステンドグラスの写真は素晴らしいのでぜひご覧下さい) こんにちわ、相馬といいます。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 すっかり冷え込んだこの日、暖かくなると信じて短パンで歩き始めます。この巡礼でも指折りの素晴らしい朝焼けを見て、一つ目の町に。その町の中心に入ると なぜかパンツが盛大にぶら下がっています。
仕事しながら歩くday22レオン~サンマーティンデルカミーノ(+25Km/485Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
この日に限らず、けっこう仕事しながら歩いておりました。便利になったものです。 こんにちわ、相馬といいます。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 この日も朝6時から打合せを一発、7時からもう一発。それぞれ歩きながらの打合せを実施。この日に限らず、けっこう歩きながら打合せをしたり、アルベルゲ(巡礼者用宿)やらホテルでばっちりと仕事したりしていました。 「8,9月は休みます」という契約で始めた総務課長の仕事なのですが、思いのほかがっつりと働き、チー
再会と別れの宿でday23サンマーティンデルカミーノ~アストルガ(+23Km/508Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
「カミーノ(サンティアゴの巡礼)では奇跡が起こる」と言われますが、この日がそんな日でした。 こんにちわ、相馬と言います。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 目的の町につき、まずビールを一杯飲んでいると、すっかり仲良しになったスンジュが近くを通っているのが見えます。声をかけてまたビールを発注し、お通しの「パンコントマテがうまい!」と盛り上がります。 それからアルベルゲ(巡礼者用宿)に向かうとそこにはアルフォンソとルミが。彼らは巡礼の10日目く
部屋が酸っぱいday26ポンフェラーダ~ビジャフランカ・デル・ビエルソ(+24Km/585Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
こんにちわ、相馬と言います。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 この日のアルベルゲ(巡礼者用宿)は、この巡礼のアルベルゲの中では最高峰といえるところでした。外観からして高級リゾート地の邸宅のような見た目。高級バーのようなバーカウンター。部屋も大部屋とはいえ、とてもきれいでベッドも寝具も高級ホテルのよう。 そんな邸宅で夕方にサラダとビールという軽い夕飯を食べていると、おしゃべりしていたスウェーデン人のおじさんトマスと、オーストリア人のおじさん(
メンツがそろったday27ビジャフランカ・デル・ビエルソ〜ラグーナ・デ・カスティーリャ(+26Km/611Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう
ゴールであるサンチアゴ・デ・コンポステーラについたとき、一緒に祝宴をあげた友はトマス、ヴォルフガング、そしてジョー。私を含めたその4人が初めて集まったのがこの日でした。 こんにちわ、相馬と言います。 昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。 雨の中、歩き始めたこの日は、朝イチに日本人のKさんと話したきり、ひさびさに終始ひとりで歩いた日でした。巡礼最後の難所と言われるところで、頂上のオ・セブレイロの村はとても有名なのですが、なんとなくその1つ前の村とも