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沖縄ラバーなフロサポの「キャンプに行くならここも行け」その1~海洋食堂~

那覇空港に着くとまずはレンタカーのピックアップをされる方も多いと思いますが、那覇空港のレンタカー屋さんというのはほとんどが空港から3,4km南に行った豊見城市のあたりにあります。
そして、豊見城市でレンタカーをピックアップしあとに、まずお勧めしたいのがここ「海洋食堂」です。
いわゆる典型的な「オキナワン食堂」で、沖縄の定番メニューがどれもとてもおいしく、とてもリーズナブルにいただけます。

店名の由来は「海洋博のときにできたから」、ということはもう40年以上続いているお店で、もともとは豆腐屋さんだったとのこと。だから、一番のおすすめは豆腐を使った定食や、沖縄そば(ゆしどうふそば)です。

とはいえ、それ以外にもおいしいメニューはたくさん。ゴーヤーチャンプルー(これには豆腐が入っているな)やかつ丼、中身(豚のモツね)といった沖縄の定番定食メニューはもちろん、出汁がいいのかそば類もそんじょそこらの沖縄そば屋よりもおいしいです。

ちなみにチャンプルーは普通は豆腐が入った炒め物のことで、豆腐が入らない炒め物はタシヤーといいます。よく「そーみん(そーめん)チャンプルー」と聞きますが、正しくは「そーみんタシヤー」らしい。でも、そんなことを気にしないおおらかさがまた沖縄の魅力だとも思っています。

また、「ちゃんぽん」というのに麺ではなく、ひき肉、コンビーフ、玉ねぎなどのみじん切りを炒め卵でとじた料理、「おかず」という野菜炒めに卵焼きがのった料理などなど、謎のメニューがたくさん。しかし、これらは店によってあまりに振れ幅が大きく、頼まないとどういうのがでてくるかわからんというカオス状態になっていたりします。(この店で「ヘチマのみそいため」ってメニューがありますが、普通は「ナーベーラー(ヘチマ)ンブサー」ってなってることが多いです)

そしてこれは豆腐ンブサー。
豆腐をみそ味で炒め煮にしたものに、甘辛く軟らかく煮た三枚肉がのっています。豆腐は天然のにがりを使っているためほのかな潮のにおいがして、口に運べば今度は大豆の甘味、うまみが口の中いっぱいに広がります。たまに三枚肉で味覚をリセットしながらハフハフと食べ進めていくと、「いやー沖縄いいなぁ」って自然と顔がゆるみます。

普通はご飯がつくけど、おつゆは沖縄そばですし、豆腐も沖縄の一丁分(本土の豆腐の2丁分です)がまるまる入っているので、いつもご飯はナシにしてもらっています。それでも満腹になるボリューム!

そしてこれは「につけ」
ピントが合ってなくて分かりにくいのですが、野菜と豆腐を出汁で煮たものにまたもや三枚肉が乗って出てきます。見た目的には豆腐ンブサーとあまり変わりませんが、野菜が入っている分だけバラエティに富んだ味わいが楽しめます。なので、私は純粋に豆腐を楽しみたいときは「ンブサー」。いろいろと味わいたいときは「につけ」といった感じで食べ分けてたりします。

最後にこれは「みそ汁」
沖縄のみそ汁は添え物ではなく立派なおかずで、ご飯と一緒に出されます。(しかし、このときもご飯はなしにしました)豆腐、やさい、三枚肉(いつもこれが入ってるな。。。)、さらにスパムがどんぶりいっぱいに詰まっていて、食べても食べてもなくならない(笑)このときはちょうど冬だったのですが、食べ終わったころにはすっかり体も暖まりまた顔を緩めるのでした。そして、見切れてますが左下の小鉢はオカラの炒め物。おいしい豆腐のオカラですからこれも絶品です。

この店は朝も9:00~10:00の間には開くので、羽田発の朝イチ便に乗って、レンタカーをピックアップした足で行くとちょうど開いているはず。昼時はお弁当もあるので、それを買ってごさまる陸上競技場に行くのもいいかもしれません。

http://tabelog.com/okinawa/A4704/A470401/47002594/


しがない(ほぼ)無職の中年ですが、サポートしていただけたら喜びます。