009 Munich

Munich 2016


 PM4:30 列車はミュンヘン中央駅に着いた。両替を済まし、地下鉄で宿へ。これもまた一本で行けた。今回の部屋は6ベットルームのドミトリー。相部屋で1人の同い年くらいの女の子と出会った。

彼女の名前はジュリア。やはり同い年だった。私はこの日外に出る気はなく、日本から持ってきた味噌汁ととんこつラーメンで夕食を済ました。夜になると私がシャワーを終えたところにジュリアが帰ってきた。彼女は明日大学院の面接があるらしい。その夜私たちはまるで修学旅行の時のようにいろんなことを話した。ひとり旅の人にとってはこのような時間がとても大事な時間である。

 2月8日 AM6:30ジュリアとともに起床。一緒に食事をとった。出発までまたいろいろと話し込み、私はついに難民問題について聞いてみた。難民受け入れについてどう思うかドイツ人である彼女の意見を聞いてみたかった。

彼女は難民受け入れについて「義務だ」と言っていた。「生きるために戦争から逃げる人を来るなと無下にはできない。もちろんお金はたくさんかかるけど、受け入れるべきだと私は思う。」と。

彼女は続けてこう言った。

「でも難民を受け入れたからといって私の人生に支障はないわ。(何も)変わってないし、普段通りの生活よ。」と彼女は率直に答えてくれた。

これは自分の口と耳で聞き出せてよかったと思う。

実際、いろんな人にドイツ行きを止められたが、私は来てよかったと思う。

こうして自分の目で見て、耳で聞き、肌で感じることが大切だと思うから。

メディアだけを信じるのは良くない。そう思った。ーーAM9:50


 YHのフロントで今日の1dayパスを4.6€で買った。これでミュンヘン市内のバス、トラム、メトロ乗り放題だ。私は地下鉄でまずSendlingertorに向かった。そこから歩いてマリエン広場Marienplatz)に向かう。途中St.Peter's Church聖ピーター教会)に寄り、外観と反した豪華な内装を見学した後、2€払って塔の天辺まで上ってみた。長い階段をひたすら昇る。するとミュンヘンを一望できた。朝から鐘の音とカーニバル真っ最中のマリエン広場のにぎやかな人の声。とてもいい朝だ。



 塔を降りて向かったのはResidenzと言われる、いわばミュンヘンにある王宮だ。学割も効いて6€でオーディオガイド(英語のみ)を聞きながら19もの部屋を見て周った。なんといっても見どころは大ホールの天井中に溢れた絵画の数。その大ホールを観たいがために入場したと言っても過言ではない。

他の部屋にも天井に絵画はあるが、その多くは第2次世界大戦のせいで残っていない。修復せずにそのままにし、無造作な木の板のままなのも、戦争を忘れまいとするドイツの思いなのか。


 Residenzをあとにし、Frauen kircheフラウエン教会)にも行ったが、先に聖ピーター教会を見てしまったので何ともインパクトに欠けたように感じてしまった。(もちろんこちらもすばらしい建物に変わりはない。)


 さて、バスに乗り目当ての文具屋に向かうとしよう。Residenzのすぐそばからバスで15分。CARTA PURAという店に向かった。その店を一言で表すとしたらまさに「紙屋」

壁のいたるところにいろんなデザインの紙が並んでいる。しかもここには日本の和紙も置いており、和紙を使った商品もある。私はここで写真を飾るための本と、ノート、そして小さな紙をいくつか購入。次はトラムで移動しよう。

 トラムを30分ほど乗って辿り着いたのはBMW Walt

そうあのBMWの本社にある誰でも入れる施設だ。本当はBMW Museumにも行きたかったが、BMW Waltでも充分満足できる内容だ。中にはモーターショー並みの展示と、ドライブシュミレーター、BMWはもちろんロールスロイス、MINIまで展示してあり車好きにはたまらない空間となっている。

ショップも充実しているので、私は知り合いに頼まれていたミニカーを無事ゲットし、写真も存分に撮った。BMW Waltを出て、また私はマリエン広場に戻ることにした。

 マリエン広場に戻るとカーニバルで先ほどよりもだいぶ盛り上がっていた。なぜか皆動物のコスチュームを着ている。そしてメインステージを囲んで音楽に合わせ「うぇいうぇい」踊って騒いでいる。

私は楽しそうな彼らを横目にホフブロイハウスの斜め向かいにあるWirtshaus Ayngersというレストランに入った。ここで名物の白ソーセージを頂こうと思ったのだが、生憎PM2:30で終わりだそうだ。ーーー現在PM4:15


 私が肩を落として残念がっていると、同情してくれたのか、「焼いた白ソーセージならある」とお店の男衆が教えてくれた。せっかくなのでそれとプレッツェル、そして白ビールを頼んだ。どれもこれもおいしい。私は普段日本でビールはそんなに飲まないのだが、不思議とここのビールはするする飲める。ドイツと食が合うのかもしれないと思わせるほど、とてもおいしかった。ーーーPM5:30すぎ


 PM6:00前にはYHに戻れたので、YHの向かいのスーパーで少し買い出しをした。水が欲しかったのだが、私が買ったのは炭酸水だった。しかも3本とも。ドイツ語とは厄介なものだ。


 部屋に戻ってしばらくすると次の相部屋人がやってきた。二人ともドイツ人。大学一年生らしい。羨ましい。彼女たちはとてもフレンドリーで一緒にいて楽しかったし気を遣わなくて良かったので楽だった。ドイツのおすすめや日本のことを話しながら打ち解けることができた。

夜、私がインスタントのほうじ茶を淹れると、気になる様子だったので、二人にも振る舞ったところ、とても気に入ってくれた。「初めて飲む味だ」と言っていた。味も言葉にしようがないらしい。こちらとしても見ていておもしろいリアクションだった。こういう楽しい時間を一人旅でも味わえるのがYHの良いところだ。二人は私よりも早く就寝。私もSNSの更新をして後を追うようにして就寝。−−−PM20:56


つづく。

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Maayalohawaii

線路は続くよどこまでも~鉄道パスで巡るヨーロッパ1か月の旅~

当時21歳の女子大学生(私)がトラベルモニターを引き当てて日本を飛び出した話。 せっかくなので当時のリアルな心境と、軌跡を手書きで綴った旅行記をこの度マガジン化。 強力なバックアップはレイルヨーロッパ・ジャパン様とユースホステル様。
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