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「ミッツ・マングローブさんこと、みっちゃんが教えてくれた事」

先日、ミッツ・マングローブさんこと、みっちゃんから突然のLINE。
「インスタライブやりませんか?」「その時間、女装できますか?」「私のインスタに一発、DM頂けますか?」「ジョージマイケル並の髭面になってますけど、大丈夫?」
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急いでメイク道具とウィグを買いに行って、いざ本番。台本も何もないのね。w
始まる前に弟から電話、「兄ちゃん、素でいてね。それだけでいいから」w
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実は、彼此女装でTV番組などは氣負良すぎ、装いすぎで、大失敗。「AKB48 vs オネエ48」の雛壇でも、「5時に夢中」の生放送も、「キラキラアフロTM」の収録も敗北。装いながらの失敗は本当に屈辱的で、いつもなんで変に心まで装ってるんだろ。。。と自問自答していました。厚かましい愛されたいキャラがずっとへばりついていたんだと思うの。今、思い返してみるとね。


僕は大学4年間はほぼ、毎週末女装でした。酷い時は週3女装。卒業後のロンドンの遊学先でみっちゃんと、夜な夜な女装で街に繰り出していました。ロンドンのFictionというクラブイベントではスカウト!されたくらいw


学生時代に生み出した、書道家➕ドラァグクィーンの武器を「ショドウクィーン」と言って、活動していた時期がありました。今でも不定期には活動はしているものの、ここ最近は随分とご無沙汰。前回のオフィシャルなお仕事は、POLAさんの最高峰のエイジングケア商品BAのお客様イベントで、地方巡業ツアーをさせていただいたのが、そうね3年前。


そして、いきなり舞い込んできた「女装」の本番。本当はオフィシャルには「ミッツ・マングローブさん」とお呼びしなくちゃいけないんだろうけど、思わずいつものように「みっちゃん」と呼んだら、普通に返事をしてくれたので、すぐに緊張は解けていました。彼女の機転の効いた質問力に乗せられて、話は盛り上がり。。。
みっちゃんに渡した約20年前の「虹」の作品を飾ってくれていることが判明!渡英前に書いた大作「思いを高く」の作品も覚えてくれていたという。。。そりゃその作品を見たときに、走馬灯のように20年前の思い出がフラッシュバック。変わらない友情に乾杯。
今日、フランス人のジャーナリストのマダムから電話で「maayaの作品にはしっかりとした背骨があるから、これから先も大丈夫」みたいなことを突然言われて、、、そう言えば、20年前に書いた「虹」も、去年の暮れに書いた「虹」も基本根底にある魂みたいなものは全然変わっていないんだと思いました。この20年の大冒険も、これから続くであろう20年も、きっと変わらないんだと確信しました。

みっちゃん、そんな大切なことを氣付かせてくれて、ありがとう。
そして、私の貸した真っ赤なDiorの麦わら帽子のことも覚えてくれていて、ありがとね。「その帽子、私にくれたんじゃなかったの?帽子はすでに壊れてるけどね♡」と貴女の変わらないジャイアンぶりも健在で、ほっとしました。

♬大事なのは ”変わっていくこと” ”変わらずにいること”🎶
学生時代に聴き過ぎた槇原敬之せんせのこの歌も、今夜は特に沁み入ります。

Photo by Katsushi Toyokawa


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