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M&Aインタビュー

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「経営者の会食、2次会でのぶっちゃけトーク」がコンセプトのM&A経験者インタビューです。 売り手・買い手・アドバイザーの素顔や本音がわかる、台本ほぼなしのリアルなトークをお届けし… もっと読む
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2019年7月の記事一覧

創業から上場まで支えたVCとの出会い|M&A BANK Vol.199

最初からイグジットを意識していた、まさかの理由島袋 上場する過程でたぶんいろいろな苦しいことだったり辛いことがあったと思うんですが、どうでしたか?起業して、ソーシャルリクリーティング事業をやって、そこからメディアに事業転換する時に、上場の準備に入るんですよね。 春日 そうですね、究極的には創業した時から上場は意識していました。 会社を創業した時にベンチャーキャピタルから出資をいただいていたので、イグジットは(意識していました)。 島袋 それってソーシャルリクルーティング

社長によく知られている、この方が登場|M&A BANK Vol.198

今回のゲスト、社長はみんな知ってる?島袋 今回は、東証マザーズ7047、ポート社の春日社長に来ていただいてます。 よろしくお願いいたします。 御社ここから近いんですよね、スタジオ新宿なので。 では春日さん、改めて自己紹介をお願いしてもいいですか? 春日 私は1988年生まれで、大学卒業と同時に会社を作って、それがこのポート株式会社になります。 今9年目になります。 主にキャリア領域、ファイナンシャル領域、メディカル領域、そして最近はリーガル領域も含めた、いろいろな領域に特

PL以外の部分で高く評価されるための条件|M&A BANK Vol.197

効果的なタクシー広告、注意すべきことは島袋 番外編としてちょっとお聞きしたいんですが、今タクシー広告ってセールス系がひしめき合っているじゃないですか。これについてはどう思われます? 内山 すごいですよね、識学から始まり。 BtoB系のビジネスをやるのであれば、タクシー広告はいいと思いますよ。 僕たちもすごく効果ありました。 でもやっぱりタクシー広告ってなんだかんだ言ってもCMなので、あれはプロに作ってもらわないとダメですね。 島袋 なるほどね。 見ててこれちょっとダサい

資本政策で経営者の本気度がわかる|Vol.196

やっぱりすごい経営者はやっている。島袋 今回も内山社長に来ていただいております。 内山さんにぜひ、今時の経営者に喝を入れていただきたいなと思うんですが… 内山 喝ですか、特にないですが…あるとすれば、僕は銀行から金を借りたということですね。 島袋 デットで引いたと。 内山 そうです、本当に賭けていたんですよ。 だからどうしてもお金に困ったときには頑張ってデットで引いた。事業を伸ばしてさらに借入して、そこにエクイティもつけていったんです。 今のセオリー的に合っているかわか

今のビジネスに注力することを決めるまで|M&A BANK Vol.195

前はまったく違うビジネスをやっていた島袋 今回も内山社長に来ていただいております。改めてキャリア・経歴についてお聞きしたいんですが、2004年に創業されて、2014年あたりから今の現事業をやられていますよね。 その10年間は他の事業もやられていましたか? 内山 そうなんですよ。 実はSALES ROBOTICSという商号は去年の2018年9月に変えているんです。その前は株式会社WEICという会社で、それを2004年に設立したんです。 当時うちの会社でやっていたのは、早稲田

ごく自然に、順調に決まったM&A|M&A BANK Vol.193

M&Aのきっかけは、まさかの島袋 どういうきっかけで先方の社長に会ったんですか? 内山 これが面白くて、営業なんですよ。 うちの営業のメンバーがヒト・コミュニケーションズに営業していたら、安井社長が出ていらっしゃることになったんです。 それを営業から聞いて僕も行くことにして、 うちの事業の説明をさせていただいたのがきっかけです。 島袋 ということは、ある種それもインサイドセールスでアポをとったということですね。 内山 そういうことですね。 島袋 すごい!インサイドセ

事業を拡大させる最短の方法は?|M&A BANK Vol.194

業界の中で突出するために島袋 具体的には、どういう事業がシナジーを生むなと考えられたんですか? 内山 たとえば、BtoBマーケティングの領域では、お客様に何か物を売りたいとなると、最初はその商品を認知してもらって、その人が買いたいという気持ちになり、そして今度は営業する先・買っていただける方を探し、そして最終的に営業に行くというプロセスがあるわけです。 最初の方はどちらかというとCM的な要素が強い。ベクトルさんがやっているようなテレビだったり、タクシー広告だったり。 真ん

創業社長が喜んでグループインしたM&A|M&A BANK Vol.192

あのオリラジの広告の!島袋 今日はSALES ROBOTICS(セールスロボティクス)の内山社長に来ていただきました。 よろしくお願い致します! 内山 よろしくお願いいたします。 島袋 今回、内山さんはIRTVの金さんからご紹介いただきました。金さんありがとうございます! ではさっそく、自己紹介をお願いいたします。 内山 内山でございます。みなさんこんにちは。 セールスロボティクスという会社の代表をやっています。 私は大学を卒業するときに今の会社を作って、15年くらい

額面以上の価値&打率の高い資金調達|M&A BANK Vol.190

計6億円調達、資本政策は計画どおり島袋 田中さん、この番組の視聴者はベンチャー経営者の方が多くて、M&Aも検討されている方はもちろん、事業内容によっては資金調達を考えられている方もいらっしゃるので、今回は資金調達について教えていただきたいと思います。 田中さんは2018年5月に1回シードで6000万調達して、今年の1月にシリーズAで5.4億調達してますよね。 どういう風に戦略を描いて実行されたのか、教えていただければと。 田中 なるほど。資本政策自体は全部計画通りです。

資金調達、VCからしなかった理由|M&A BANK Vol.189

「ないから、公開しよう」のノリ島袋 フェイスブックでもバズっていた、マーケロボさんの資金調達について詳しく教えてもらえますか? 田中 あれは本当に、純粋に誰かのためというか、挑戦する起業家の役に立ったらいいなと思って公開しました。 上場したあとは決算書とかは公開されますし、調達する前のピッチのイベントは、動画でも上がったりしますよね。でも、いざ何千万とか何億と調達するフェーズの会社の事業計画書ってどこにも落ちてないなって思ったんです。 じゃあ公開しよう、っていうノリですね