カミソリ負けで脚がかゆい。

こんにちは、ご無沙汰しております、マボロシ子です。「ご自由にお書きください」というこのnoteの投稿ページを見て、だったら自由に書いてみようかなと思い、2021年の終わりに書いてみようかなと思います。

フリーの監督になってからも、ありがたいことに業界で働けています。皆さんの心添えあってのことです、ありがとうございます。変わらず可愛い女優さんや様々なスタッフの方々と共に働けるのが、本当にありがたいです。日々といえば、12月になってもとにかくお天気の日が続いていて、陽を浴びたりコーヒー飲んだりしています。私は心の平穏を自分で作っていかないといけないタイプの人間なので、この陽差ししはありがたいです。

しかしながら私はAV監督でありますが、それが私の評価になにか関わるんですか?と最近は思います。例えばそれがIT企業の社長だろうが、コンビニ店員だろうが私にとっては同じ感覚で「仕事」は「お金を稼ぐ手段」でなのになぁと思います。かつてAV監督として密着インタビューを受けた際に、私のVTRの出来栄えはまるでヤル気のない人みたいな印象になってしまっていたのですが、その時に私が伝えたかったのは「AV監督していたって、仕事をしている感覚はOLを変わらないよ」ということで、まるでAV業界で働く人のすべてがAV!すごい!大好き!撮りたくって!たまんない!一生!みたいに思われているんじゃないかと思っていたんですね。もちろん、私はAVを作るこの仕事が大好きですし、スケベなことを考えるのは、たまらなく楽しいですが、お金を稼ぐなら楽しいことがしたいっていうのは、ごく一般的な考え方だと思います。

うーむ、うまくまとめられませんが、私は人と対面したとき、もっと違うところで人のことを見ているなーと思ってしまって。そんなことより、話をちゃんと聞けるとか、伝えたいことを伝えてくれるとか、気持ちで挨拶をしてくれるとか、人を見るってことは少なくとも、私にとっては仕事じゃねぇよ、と思います。しかしながら、人にとって私は「AV監督」でカッコイイだの、気持ち悪いだの、思われているとしたら、それは私じゃなくて「AV監督」じゃん。と思ってしまうのです。まー、単純に、出来ないことをしているのがスゴイに繋がっているのだとしたら納得も出来ますが、スケベなこと考えるくらい皆さんやってらっしゃる方もいるんじゃないかと思うと、何かスゴイんだろうって感じです。スケベはスゴイというより、楽しいことじゃないですか、そう思います。

なんていうんでしょうなぁ、昔友人が「まぼちゃんただのパンピーだから!」と言ったとき、いやホントそれなんだよなって思って、私はAV撮ってるだけで、一般人なんですよね、ホントに。

まぁ、もしかしたらこんなにタトゥーやピアスまみれの一般人ってだけで世の中は理解できないのかもしれませんね。なんだかテンションの低いことを書いてしまった気がしますが、このnoteってやつは「AV監督」って看板の上で書いている文章な自覚があるので、あまりのびのびは書けていませんね。でもテンションは低くも高くもないんですよ、常日頃考えていることです。つまらないことばかり考えていますね、読んでくださってありがとうございます。

忙しいとされる年末12月ですが、皆さん身体に気を付けて、良い2022年を迎えましょうね。また来年もよろしくお願いいたします!

マボロシ子より。

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