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タクシーで自宅まで帰った。そういえば行き先を言った覚えがない。実際に家まで辿り着いている以上はどこかのタイミングで無意識に言ったのだろうと思うけど、このままでは気持ち悪い。べつに迷惑でもないだろうと思って聞いてみた。振り向いたドライバーを見てハッとした。彼は自分だった。

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散花集第1期(001-100)

花は散ります。有機体は解体します。存在は空想です。有機体とはみなさんのことです。
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