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「矢数」とかいて「やかじ」と読みます

沖縄の民芸玩具です。古くは男の子のためにつくられたのだとか。
遊ぶおもちゃ、というよりは御守りですね。

全体像がこちら

矢数を知ったきっかけは、パートナーからプレゼントされた琉球郵便の切手として使われているのを見つけたことでした。
琉球郵便の切手は、沖縄県が戦後アメリカ統治下だった頃に使用されていました。
どれもこれも沖縄にちなんだデザインばかりで眺めていて飽きが来ません。
小さなアート、芸術品だと思います。

真ん中に矢数の切手があります

ここ最近、密やかなブームなのか関連書物が何冊か出版されており、沖縄の書店でよく見かけました。

琉球郵便切手の中で目をひかれたのがこの矢数です。ビビッドな感じが力強く、本物が欲しくなりました。
調べてみると、沖縄でも今では作られていないようです。
それでも諦めきれずに調べていると、ようやく奈良にある民芸品を扱うお店で売られていることがわかりました。もちろん購入です。
なんだか夢のようで、届くまでドキドキしていました。
切手のような渋さはありませんが、とても丁寧につくられていて、力強さもひしひしと伝わってきます。
何よりもとっても縁起がよさそうです。

2023年は琉球郵便の切手に魅せられた一年で、関連書物も2冊購入しました。こちらの本も買ってよかったと思っています。暇があるたびパラパラめくって楽しんでます。
そして、いちばんは矢数を部屋に迎えて飾れていることがうれしいです。

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