ボナール展

ずいぶん前に、

ボナールさんのお風呂場の絵の色彩の調子が好きになりました。

構図も雑多な感じが、はわっと緩やかな気持ちに導いてくれます。

わたしは、曖昧な色と色がさらに溶け合ったような色が好きです。

ボナールさんの色彩は、まさしく!そういう感じ。


「人間は不完全なものに温もりを感じる。」という性質があります。


ボナールさんは、人間らしい男性だったのかなっと、感じました。

彼は、パープルが好きなんだなと感じました。

赤という色は、浮き出る色だから理論的には手前に備えるのですが、

まさかの!背景に取り入れて調和をはかるとか、斬新です。


ボナールってさ、素直なのかな、彼の絵を見ていると、

ミュシャ、ルノワール、ロートレック、マネ、モネ、セザンヌさんたちが、

ドーンとイメージが出てくるんです。

そういう意味では、感覚で捉えるのが得意だったのかなと感じました。


それとね、彼の繊細さって、

私もそうなんだけれど、子どもや動物に向けた優しいまなざし。

本当は、

こういう繊細な優しさをもった男性が私の好きなタイプなんですけれどね。


作品名「冬の日」 

作品名「黒いストッキングをはく少女」

心の中で展示会。


南仏の作品は、オレンジ色でルミナスカラー。光が踊っているようです。

すべての人の人生は設定モード。


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