魂をもち続ける厳しさの物語
アクトゥリアンの地球での仕事→未来時間創造
未来時間創造の材料が宇宙(神)との糸=魂(心)
時間がなければ、すべて終わる。
だから、
アクトゥリアン系宇宙人は、
宇宙人の中でも別格で神にもっとも近いのではないか。
とわたしは読む。
魂をもちつづける厳しさを物語形式で書く。
①たとえば、
ある女は日本人。
神に任務をいわれる。
「どんな時も日本人として過ごすように。
日本語を話し、日本文化のまま過ごすこと。」
ある女は、好きな場所に住めない。
カナダに移住。日本には戻れない。
女は、何年いても、日本語しかしゃべらない。
日本の伝統的文化で過ごす。
カナダの店員が英語やフランス語で話しかけてきても、
理解できても、日本語で答えつづける。
いつまでたっても日本語しかしゃべらない女を
カナダの人々は区別しだす。
仲間じゃないといって。
そうやって、女は存在の所属先を見失う。
神との約束を守る限り。
それが「魂を持ち続けるということ」
②たとえば、
それから、ある女は、
うっかり、カナダの美しいドレスを買って身に着けてしまった。
ドレスは神との約束した条件に当てはまらない。
着物でなければならなかった。
そうした場合、
所有制限時間がきて、神が美しいドレスを消してしまう。
裸になった、ある女。
カナダの警察官がある女が裸でいるのは、なぜか?と訪れる。
神から信頼された人の人生は厳しい。
欲望を制御しなければならない。
③たとえば、
カナダの秋は樹木がきれいだ。
ある女は、カナダのみんなのために、
竹ぼうきで落ち葉を掃いて、一か所に集める。
カナダのみんなが道を通りやすいように。犬たちもね。
カナダのみんなは「掃除なんてだれでもできるし、めんどうだから」と、だれもやらない。
「あの女が勝手にやっているだけ!やらせておけ!あの女の仕事でいいやw」と、
自分の街なのに、カナダのみんなは手伝いもしない。
それでも、ある女は、毎日、竹ぼうきで落ち葉を掃除をする。
ある日、
人のあらさがしが大好きな母親をもつ、カナダのいたずら坊やが、
「ありがとう!」の代わりに、
ある女にいやな言葉を浴びせて、身体を押す。
よろける、ある女は、また、だまって竹ぼうきを持つ。
次の日は、
いたずら坊やが、友だちを連れてきて、
せっかく掃除した場所を落ち葉で満たす。
だんだんと、大人たちもある女を見下し、悲しい行動を取り始める。
褒美ももらえない、どころか、
みんなのことを思いやる行動をすればするほど、
泣きたくなることがやってくる。ある女の日々。
たった一人だ。
ある女は家族も親戚もいない。
友だちもいない。
たった一匹の子猫が心の支え。
味方をしてくれる人もいない。
それでも、
汚れた服の土をいくらか手で払って、
口の中の血の味を飲みこみ、
涙をふいて、
竹ぼうきを持って、
だまって、また、ひとりで掃除をする。
そう、
「魂をもちつづける」というのは、こういうことだよ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?