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ロックフェラーとグローバル

彼は言った。


「ロックフェラー家は米国の国益に反する秘密結社に属している、と信じている者さえいる。

一族と私は国際主義者であり、世界中の仲間達と共に、より統合的でグローバルな政治経済構造を、言うなればひとつの世界を構築しようと企んでいるという。

もしそれが罪であるならば、私は有罪でありそれを誇りに思う。」



つまり、


私は国際主義者だ。
ある種の秘密結社にも属してきた。

堂々と言っています。


そして目指しているのは「世界の統一」だ、ということ。



世界をグローバル化するということは、つまり、グローバル市場で統一するということ。
グローバル化を推進すると、究極な形として、世界が一つの政府のもとに統一されます。



世界政府については、昔から色んな動きがありました。
世界連邦運動と言うのもありました。

それは、いわば理想主義者の方々のお遊び、、と言っては言いすぎですが、とても実現が出来ない幻想であろうと受け止められていました。


しかし、ロックフェラー本人が回顧録の中で述べているように、彼らが世界を統一するために働いてきたと、堂々と宣言しているわけです。



それを今の情勢で見てみますと、グローバル市場化するとは要するに、国境を廃して人や物流の動きが活発になるが、それまでの国の伝統文化は廃れ、世界統一のルールの元、統治が行われる。


しかし問題なのは、グローバルな世界市場は人類にとって幸せであるかどうかです。


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