モノクロ写真(B/W)
写真を始めた頃はカラー全盛期だったからやはりカラーの全自動カメラで写していた。 しかし、いざ写真を勉強始めた頃にはいちどモノクロ写真にはまっていた時もある。 そして今でもモノクロ写真の独特の表現は好きです。
モノクロ写真を撮り始めるとはじめにぶつかるのが、モノクロ栄えするテーマである。 カラーと違って色がない分、構図や線・カーブ、テクスチャ、シルエットをうまく使ってまとめていかないと写真にならない。
先輩のフォトグラファーと銅山や廃墟などへもよく行って撮影していた。 大きな歯車や鉄骨と壊れた壁の隙間から差し込む光などなかなかいいロケーションであった。 写真になりそうな場所を見つけ、構図を決めて、演出なんかもいろいろと考えてシャッターを切っていた。
いまでもたまにフィルムカメラを持ち出して、モノクロフィルムを入れて撮影することもある。 懐かしいモノクロの表現に見慣れてない人は喜んでくれる。 イルフォードの印画紙などもう見なくなってしまったけど、暗室で浮かび上がってくる像をみるのはとても好きだ。
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