季節の花と風にのってくる香り

椿の花  以前は椿とサザンカの見分け方が曖昧で、旅行や山に出かけてそれらしい花を見つけると「これどっちだろうね」「ボトッっと落ちるからツバキじゃない?」なんて話をしていた。  椿は花ごと取れて下に落ちるのに対し、サザンカは花びらがパラパラと落ちる。 それ以外にもとにかく咲いている時期がサザンカは秋から冬、椿は冬から春である。 

梅の花  冬の終わりに春をところどころ感じる頃に梅が咲く、まだ雪も降る寒い中を花が咲いている姿を見ると強さを感じる。日差しはもうだいぶ春に近いので暖かさを感じられ、雪は昼までには溶けてしまう。  近くで撮影していると梅の香りがして心地いい。

コブシの花   以前は春といえばサクラだったが、春が来たとコブシの花をみて感じられるようになった。 農家にでもなってしまったのかと思ってしまう。 農業の人はコブシの花の頃畑作業をはじめると言われている。

沈丁花の花   沈丁花(ジンチョウゲ)の花を教えてくれたのは3、4年前。 道を歩いていると隣から「沈丁花の香り!」という。  よくよく話を聞いてみると見た目は華やかでないが、いい香りのするこの花が沈丁花。 いちど知ってしまったら、都内を歩いていても風に乗って香りがやってくるとどこに咲いているのか見てしまう。

ハスの花   近くに宗教の寺院があり、そこの門には立派な飾りと仁王像がある。 その門から寺院までのまっすぐの道をハスの花が咲く時期になると両脇にハスの鉢を並べています。 外から見える門とハスの道はなんともいえない世界観を作り出していて好きです。  ハスの花を楽しむのにいつも「咲く前」がいいか、「開き始め」がいいか、「きれいに咲いた」のがいいのかいろいろなひとの意見がある。  いずれも背景の雰囲気と表現にマッチしていると良いですね。 写真のハスの向こうの建物は一年に一回あちらからハスの鑑賞ができるようなのですが、いつも気がつくと終わっている。

バラの花   バラはとても有名な花であって種類も豊富です。 まさか自分がバラ園に行くとは以前は思ってもいなかったが、写真を撮りに行っていろいろな種類があるので撮影したものを調べているうちにはまってしまった。 特に見た目は普通だが香りがいいバラである。 写真では香りを伝達できないのが残念ですが、リッチな香りから癒される香りなどそれぞれ楽しめます。

いかがでしたか?     他にもたくさんの花や植物が自然にはあります。  同じような形や色をしていても属性や地域はさまざまです。

そよ風にのって香る花のイメージで「花BOX」を制作してみました。      一面だけでなく5面につながる花の写真が角度をつけて見ると小さな空間演出になります。 置物としてでなく、香料や種・お土産のパケージにも使えます。   自然を感じられる思い出の品になりましたら嬉しいです。

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