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コーチングでの心構え覚え書き

やってもらって嬉しかったことや、考えたことを文章としてこの場に残しておきます。誰かのリソースになったりしたら嬉しいな。


コーチというスタンスがシャドウを生まないように

コーチはクライアントの可能性を信じたり、承認したりするあり方を求められる。とても素晴らしい考え方なので、自分もそうあろう。

でも誰かを評価してしまったり、自分とは合わないなと感じたりする自分を否定するとそいつがシャドウとなってあとからしっぺ返しを受けるんじゃないかなあ。

否定するのではなく、そういう自分を認めて、受け入れる。そんな自分がいることも知ってるけど、でも、わたしはこっちを選んだんだって言えることが素敵なので、その心を忘れないようにしたい。

相手になにを与えられるかを真剣に考えよう

せっかく時間を共にしているのだから、なにかを持ち帰ってもらいたい。けど、コーチが何を与えるかを押し付けてはいけない。

クライアント自身が欲しがっているものに敏感であろう。そこにしっかりアンテナを張ろう。直接訊くのも、もちろんいい。

純粋な好奇心が導いてくれる

好奇心を大切にしたい。好奇心がいつだってその人をもっと深くに、もっと遠くに連れて行ってくれる手掛かりになっている。

セルフコーチングではできないものの提供は、ぼく自身の好奇心にこそあると思う。こんぶから見てどうなのかということは決してマイナスにはならない。自信を持ってこんぶが感じたことを相手に伝えよう。

同じ方向をみよう、目的地は少し遠くがいい

クライアントと同じ方向を向いているか。クライアント自身が今どこを向いているかわからなくなるのは不安だと思う。で、結局この時間はなんなんだっけ?とはなりたくない。

目的地は少し遠くに置こう。近すぎると袋小路に入るから。けど置いた目的地はいつも意識しておこう。変わったって当然いい。けど、一緒の場所を目指していきたい。

自分のことも知ってもらおう

コーチが自分の話ばかりするのは違う。けど、コーチがどんな人かもわからないのに、自分のことを深く話してもいいと思えるだろうか。

自分の考え方がクライアントに安心や驚きを与えられることだってあるだろう。あまり恐れずに、伝えてみてもいいなと思えたときは素直に、自分のことも伝えよう。

お互いよく知っていた方が、お互いがお互いをリスペクトした方が、距離はずっと近づくはずだ。

コーチ自身が魅力的であろう

自分と向き合っている人はかっこいい。コーチ自身が自分から逃げているような人だったらぼくはいやだ。

泥臭くたって、のたうちまわって苦しんでいたっていい。あがいてあがいて、それでも何かになろうとしたり、どこかへ向かおうとする人は魅力的なのだ。

そこに人間の底知れぬ力を感じるのだ。

自分から逃げない。その姿勢は誰かを勇気づけるはずだ。

いろんなコーチのコーチングを受けよう

コーチ一人ひとりによさがある。強みがある。

これいいなと思ったことを吸収しよう。自分がいいと感じることを集めたら、自分がなりたいコーチになれる気がする。

だからできるだけたくさんの人からコーチングを受けてみよう。よさを素直に受け止めて、胸を張って真似をするのだ。

手の内はできるだけ明かそう

クライアントさんにもコーチングの概念を深く知ってもらおう。相手が知りたがっていたら惜しみになくそれを与えよう。

それは内省のための一手段を与えることになると思う。クライアントみづから、コーチを必要とすることなく、日常でもそれを用いることができるかも知れない。

考えたいときに、考える手立てがたくさんあるのは嬉しいじゃないか。


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