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ゆる将日記(22年1月)

 年が明けて初めてCOBINに行きました。みなさん、お正月は当然これ観ましたよね!

 というわけで、今年最初の棋書はこれ!

 改めて読むと、心に刺さる名言が書かれていました(これ、本当に大事だよなぁ…)。

今日の対局

 1局目は将棋ウォーズ6級の方との対局でした。子供の頃から始めた囲碁は高段者で、最近将棋を始めたそうです(最近将棋を始めた人と会うのは久しぶりだなぁ…)。ゴキゲン中飛車を指すそうですが、超速3七銀戦法への対応策が分からないということで、この形で対局しました。

 感想戦では、主に2つアドバイスしました。ひとつは、△8五歩と突いた下の局面で指した▲7七角です。

私:ここでは、▲7七角に替えて、▲5五歩が定跡なんですよね。
お相手:「△8五歩と突かれたら▲7七角と上がる」と習ったんですが…
私:普通はそうなんですが、この場合▲7七角と上がると、△7七同角成▲同桂とされ、△8六歩と突かれてしまうんです。△8五歩と突かれたときに▲7七角と上がってよいのは、角交換されない時なんですよ。

この後、上の局面から▲5五歩と突く定跡についてお伝えしました。

 もうひとつは、△7三桂と跳んだ下の局面で指した▲9五歩です。

私:この局面は、中飛車は居飛車の攻めを待つのが定跡なんですよ。
お相手:攻めたくてゴキゲン中飛車を指しているのに、攻めれないんですか…。
私:気持ちはわかります! ほんと、将棋は難しいですね…。

この後、居飛車からの攻めに対する対応方法をお伝えしました。

 2局目は2年振りにCOBINに来た方との対局でした。将棋ウォーズで初段になり、リアルに将棋を指したくなって久しぶりにCOBINに来たそうです。仕掛けの段階でうっかりがあり、劣勢を自覚しました。
 帰宅後、藤井猛先生の教えに習い、将棋ソフトを使って真剣に検討しました。向かい飛車には、棒銀より良い戦法があることや、対局中に負けたと思った局面で自分が有利だったことなど、いろいろなことを将棋ソフト先生から教わりました。やっぱり自分の将棋を振り返るのって大事ですね!

初心者の気持ち

 1局目に対局した囲碁の高段者の方に、囲碁のことをいろいろ聞きました。私はルールしか知らない囲碁の初心者です。人と対局したことも、ほとんどありません。
 そんな私が囲碁に対して思っている疑問は、将棋の初心者さんが将棋に対して持っているものに近いのではないかと思っています。そこで、将棋の初心者さんが持っていると思われる疑問を聞いてみました。

Q。どれくらいの棋力になったら、リアルに人と対局できますか?
A。パスが出来るようになれば打てると思います。

 囲碁の終局には、「対局者がともにパスをすると終局」というのがあります。自分も相手も有効な手がなくなったらパスをするというルールで、二人ともパスをしたら終局になります。将棋に例えると、王様が詰んでいることがわかるという感じでしょうか。ところが、「自分も相手も有効な手がない」と判断することが、私にとっては難しいんですよね…。

Q。私は局面の有利不利がわかりません。すでに大差がついている局面で、対局を続けることは、上手の方に失礼に当たりませんか?
A。私は気にしません。囲碁は寄せが難しいので、たとえ大差がついていても、寄せを正確に打てるかどうかを考えるのは楽しいです。

 将棋に例えると、自分が大優勢な終盤で、きれいな寄せを考えるのが楽しいということだと思います。この方のように優しい人ばかりだと良いんですが…。

 私は、「囲碁・将棋喫茶樹林」や「カフェと囲碁 ひだまり」など、囲碁を打てる場所を知っていますが、なかなか行く勇気を持てません…。この気持ちは、将棋の初心者さんが将棋を指せる場所に行きづらい気持ちに近いのではないかと思っています。初心者さんに勇気を持ってもらえるための良い方法ってないですかね…。

今日の棋譜

1局目
2局目
「平手で集中して対局できて、局後の検討を真剣にやれて、定跡や手筋をアドバイスされて反省すべき点を洗いだせる。しかも、その将棋を何度も振り返れるように、棋譜をブログに載せてくれるお客さんがいる店」って、初心者さんが勇気を持って行こうと思ってくれませんかねw。

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#ゆる将_対抗系vs中飛車
#ゆる将_対抗系vs向かい飛車

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