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級位者さんとの対局に時計は必要か?

 先日対局した方が、大会で準優勝したり、昇級したりと嬉しいことが続きました。
 「あの時の対局の成果が出たんだね。」と思いたかったのですが、将棋はそれほど甘いものではありません。
 ご本人の日々の努力の成果だと思います。改めまして、おめでとうございます!

 さて今日の本題。みなさんは級位者さんとの対局で時計を使うことをどう思いますか?
 私は時計を使わないようにしていました。というのは、感想戦で、時間に追われて指した一手についてアドバイスをするよりも、じっくり考えて指した一手にした方が、今後の対局に役立つのではないかと思っているからです。
 ところが、級位者の方が、「自分は長考派なので時計を使った方が相手に気を遣わず考えることができる。」と言っているのを聞きました。
 なるほどぉーっと思ったので、以下の方法を考えました。

1.持ち時間1分、切れたら1手30秒
 1分の持ち時間のうちに駒組まで進めます(そのために、級位者さんの指し慣れた形になるように、こちらは指さなければいけません)。その後は1手30秒で指します。勝ち負けまで指したい級位者さん向けです。
2.15分切れ「まで」
 切れ「負け」ではなく、切れ「まで」。持ち時間15分で、切れたら対局はそこで終了です。長考した局面を中心に感想戦を行います。序盤、中盤を強化したい級位者さん向けです。

 どちらも30分位で終局し、感想戦ができると思います。今度、級位者さんと対局するときに提案してみたいと思います。

#将棋 #対局時計

 

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