デザイナーが1年間ブログを書き続けて実感したメリットの連鎖

11月中旬より産休に入りました、まちえり(@macheri_me)です。
さて、ブログを書き始めてもうすぐ1年。月1本程度の記事公開と数は少ないものの、飽きやすい私でも1年間継続できたことにはびっくりです。(笑)

今回のnoteでは1年間ブログを書き続けた結果、自身がどのように変わったかについて振り返ります。


1年前の気づき:
デザイナーがブログを書くと3つのメリットがある

デザイナーこそブログを書くべき3つのメリットと苦手克服法

noteデビュー記事にて「デザイナーがブログを書くと説明力・教える力・決断力が鍛えられる」ことについて書きました。これはブログを書き続ける前の話なのでいわば仮説です。

1年書き続けた結果、上記の3つのメリットは間違いないと実感しています。具体的にどのように変わったでしょうか?


「デザイナーとして致命的な弱点」からの脱出。ようやく一人前に

「伝わらない・自信がない・整理できない」ちょうど1年前の私は制作中に致命的な弱点を感じていました。
情報整理がうまくいかないためデザインのアウトプットも納得できない。実は当時、仕様がふわふわしている炎上案件は上司に手厚くフォローしてもらった上で制作していました。つまり、1人で施策を完走できない半人前のデザイナーだったのです。

それがブログを書くことで培ったスキルをデザインに活かせるようになり、複雑な案件でも課題発見→提案からデザイン制作まで自ら実行できるようになりました
"XDによるチーム共有ノウハウ記事"で書いたように、「自身の強みでチームの課題解決をする」アクションを多くの案件で実践、情報整理のプロセスが成功するようになってきたのです。まさに長年悩んでいた弱点からの脱出でした。

改めてこの1年間を振り返って「ブログを書き始めてから変わったなぁ」と実感した効果をひとりブレストしてみました。

非常に多くのメリットが挙がりすべて説明するには日が暮れそうです(笑)まとめていく中で共通点を見つけることができました。


1年間で実感:
書き続けるほどメリットは連鎖して更に増える

メリットは主に「機会(依頼・人脈)」「工夫力(効率化・プロセス)」「マインド(心得・考え方)」に関係するものが挙げられました。
それぞれのメリットは「ブログを書く→公開する→振り返る」サイクルの中で頻繁に発生し、書き続けるほど連鎖して増えていくのを1年間で実感しました。


1:ブログを書くことで、日頃の情報収集力や議論中の脳内構成力が上がる

書き始めは一番伝えたいメッセージが見つからず最も苦しい時期です。乗り越えるためにも、習慣として日頃からインプットのためにより多くのアンテナを張るようになりました。スムーズに記事を書くためには豊富な知識が必要だからです。
これまで読書も情報収集もしていませんでしたが、知識を得るために意識的に視野を広げることで情報収集力が上がりました。更に他者の記事や本を読んだ内容をもとに実践してみる機会が格段に増えたのです。その実践ノウハウもブログに書くことができるので一石二鳥ですね。

そして内容を分かりやすく伝えるためにも大切な文章の構成力。この構成は物事を決める議論でも情報整理の型として活用できました
これまで議論中、脳内にはもじゃもじゃに絡まったイメージが浮かんでいました。最近ではブログを書き続けることがトレーニングとなり、情報整理のための構成ボックスを瞬時に脳内に思い浮かべられるようになりました。その型にあてはめるように意見/ヒアリング/会議の舵取りができるようになったのです。


2:記事を公開することで、新しいコミュニティやチャンスが増える

ブログは自身の個性や強みを現すポートフォリオになりました。

まずブログがきっかけとなり自身のデザインに対するスタンスや強みをよく知ってもらえるようになります。これまでの私は一部の小さなコミュニティでひっそりと生息する生き物でした。
記事をきっかけに社内でも他部署の人からも認知され、社外でも勉強会などでブログ記事が会話のきっかけになり新しいコミュニティが誕生しました。時に自分が困った際、その新しいコミュニティから頼れる存在が見つかりその人から新たな知識を得ることができるのです。

更に書いた記事があることで「この著者に依頼すると適任である」と、登壇/書籍や挿絵の依頼/副業/スカウトなどのお誘いも増えました。コミュニティで知り合った人経由でも同様に「例:Adobe XDといえば...」と適任人物として思い浮かべられ、関連するお誘いもありました。

ブログ記事は永遠にストックされます。新たに仕事を請けるとき、誰かが困っているとき、社内の振り返り面談などですぐに参照/アピールできる自分の知識の持ち札もなりますまるで4次元ポケットです。
そんな強い武器があるからこそ次第に自信が持てるようになり、更に自己表現しやすくなりました。

お誘いによる新たなチャンスに挑戦することで目標達成のスキルが身につきます。そもそもブログを書き切るということも目標達成スキルに繋がっていますね。


3:結果を振り返ることで、次の具体的トライや新しい考えが生まれる

ブログを書き続けるとPDCAサイクルが手軽に回せる環境を作ることができます。

書き続けるモチベーションに繋がるし、できるだけ多くの人に読んでもらいたいし反応も知りたい(笑)
実は書き続けるために心掛けていた習慣ですが、書く度に必ず振り返りと次回のトライを決めるようにしていました。この伝え方のPDCAを回すことは、日頃の伝え方でもノウハウを応用できるようになります。

【検証例】
・見せ方の検証。ヘッダー画像/タイトル/文章の構成は何がベストか
・正しく伝わったか。今回記事の中でどの文章が一番読者に刺さっていた?
・読まれた/読まれなかった原因は?→仮説を立てて次回トライ
※具体的に分かった結果に関してはまた別の記事にて紹介予定

振り返りのためにも毎回読んだ人の感想や意見はしっかり目を通します。いい反応もあればもちろん批判的な反応もあります。
かつては批評をすぐ鵜呑みにして容易に自信を無くしがちでした。しかし振り返りを重ねることで、批評の良し悪しを正しく分別ができるようになりました。いい批評に対しては「そういう考えもあるのか」という新しい知識としてプラス要素にし、そうでない的外れの煽り的批評に対しては時にスルーすることも大切です。

そして、この振り返りは1人ではなく誰かとやるようにしていました。自身の気づかなかったポイントも他者からのレビューで気づき、逆に相手の記事をレビューするのにもメッセージの読解力/聞き出す力が身につきます。これは前述の「議論に構成の型を応用する」と同じことです。

振り返りはこれまで夫と1対1でやってましたが、最近は周りで同じようにブログを書いている友人を巻き込んで行うようになってきています。ブログを中心に切磋琢磨できるいいコミュニティが生まれました。


まとめ:ブログのサイクルは土台を作り、デザインスキルはその経験から向上できる

「ブログを書くとデザインが上手くなりますか?」

答えは"NO"です。この1年デザインスキル自体に直接的な効果はありませんでした。自分がイメージする最高峰のデザインには程遠いし、情報整理できても緊張して上手く話せないことは何度もあります。

しかし、ブログはデザインスキル向上のための土台(機会/工夫力/マインド)を築くことができます。結果、デザインスキル自体はその土台をベースに生まれた新たな経験によって間接的に向上できます。この1年は特にこの土台が増えたと実感しました。

私事ですがもうすぐ出産→子育ての人生フェーズに入ります。
集中的に机上で何かデザインを制作する時間はぐんと減るでしょう。一方ブログならば少しの隙間時間でも気軽にスマホで書けるので、何よりも続けやすい習慣だと考えています。

今後も遅筆ですが書き続けていきたいです!

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