妊娠・子育て/デザインスキルアップ両立のために持つべき心構え

まちえり(@macheri_me)です。お世話になっている皆さまへご報告と今後のために考えた心構えについて書きました!


ご報告:妊娠しました!その間考えた「これまで」と「今」と「これから」のこと

待ちに待った安定期が過ぎました! \イヤッホーゥ!/
1月下旬出産予定で10〜11月には産休に入る予定です。

マタニティデザイナー、少ない人種ですね。早速課題が見えてきました。

"インプットをやめるな。死ぬぞ。"
デザイナーは常に新しいデザインの傾向をインプットし続けてアウトプットに反映しなければ死ぬ。モンブランさんの有名な記事"デザイナーとしての「ゆるやかな死」"で共感した方もたくさんいるかと思います。

妊娠してすでに何も出来なくなり不安になったことは「この先もデザイナーであり続けたい。でもそのために費やせる時間は子育て最優先の中にあるのか?」ということ。そもそも子どもが産まれてみたら我が子可愛すぎてそんなモチベーションないかもしれないもことも然り(笑)

結論「少し考え方を変えるだけでその不安は軽減できる、むしろ"母"という新しい目線を得られてメリットがある」と前向きに思いました。私が今回の記事で1番伝えたいことです。

ご自身がもし妊娠したら?同僚が、部下が、妻が妊娠して悩んでいたら?1人の母になるデザイナーの考えとして参考になれたらと思い、妊娠してからの「これまで」と「今」と「これから」について書きました。


これまで:喜び→不安へ急降下。優先順位が早速自分<子どもにシフトする

妊娠が発覚してもちろん嬉しかったのですが、同時に精神/肉体で大きな負荷がかかります。

●数々の体調不良がつらすぎる。治せない・公表できないストレス

つわりがひどく何も食べられない。常に眠い、ひどい貧血、定時あがりでも帰る頃には力尽きる。エネルギー供給が減り、消費が2人分だからだ。それは薬や治療で解決できない。
そんな体調不良も安定期までは公言できないもの。普段喜んでうけていた仕事の依頼もお誘いも、事実を伝えずやんわりとお断りするのがストレスでした(正直に言わないと無理してしまう場合は報告しましたが)

●今後はもう無理だろうなと諦めたあれこれにショックを受ける

「登壇に挑戦、スキルアップ兼ねた副業、時間を惜しむことなく情報収集&発散に没頭、ちょっとしばらくは無理かな…」
前みたいに早朝に起きて時間作ってちょっと頑張ればいける。が、そんな体力/気力ありませんでした。無理してお腹の子に負荷がかかったら?本業の仕事でいっぱいなのに?ムーリー無理無理無理…(ぷるぷるっ

●じわじわと未来に対する絶望感を感じ始めてしまう

そこで感じ始める不安。
「最近インプット/アウトプットが止まった。え、死ぬの?」
と思い始めるわけです。他にも
「産休育休入ったら1年近くデザインに触れる余裕はない」
「子育て優先故に諦めることも周りに迷惑かけることも増えるだろう」
念願の妊娠、嬉しいはずなのに不安なことは毎日溢れ、夜な夜な口から目から鼻から様々な液体を流しながら嘆いてました笑


今:育児/デザインスキルアップ両立のためにすべきことを考えた

育児でやるべきこととと、デザイナーとしてやるべきことの考え方自体を変えることにしました。育児最優先且つ仕事を続けるための心構えを今から備えるようにしています。

●育児:安心して頼ろう。想像以上に周りは妊娠・子育ての心強い味方

「まわりに迷惑ばかりかけて…本当に、うぅ」妊娠中の体調不良、育児の緊急事態。重要な時期に急に抜けることは罪悪感でいっぱいです。

でも救われたのが今の上司の言葉で「メンバーの妊娠・出産は迷惑ではなく非常に良いことなので、そんなメンバーが罪悪感を感じないような環境を作るのがチームの役割だと思います」と言ってくれたこと。
また、夫も両立のために積極的に産後どうするかという話を聞いてくれて何ができるかを考えてくれました。
そんな心強い味方のために自分ができることは、一人で耐えるのではなく「こうしたい」という自分の意志と「こうしてほしい」という相手へのお願いを明らかにして安心して頼ることです。

もちろん、全員が上記のように理解ある味方ばかりではないです。
産後復帰して理不尽な状況や環境に直面した時、自分にできることは選択肢は「我慢して身を滅ぼす」or「デザイナーと育児の両立を諦める」の2択ではなくもっと他にも選択があることを忘れないことです。理解がない人や環境を変えさせるための努力よりも、自分を変えていく方が圧倒的に得です。いざどうしようもなくなった時のためのあらゆる選択肢と備えを今コツコツと見つけているところです。いつでも変われる備えがあるだけでプレッシャーは軽減できます。

●デザインスキル:育児←→デザインスキルを活用し合ってスキルアップ

「仕事/スキルアップ」の日常から「仕事/育児」にかわり、スキルアップの時間ないじゃん!という考えが強かったからこそ「デザイナーとしてのゆるやかな死」に怯えていたのかもしれません。

しかしよく考えてみたら「わが子を育てる」のと「サービスを育てる」ことはテーマが違うだけでやってることは同じ。
子育ての中でうまくいかない時工夫して改善して解決できた方法は、似たような課題に当たったときのデザインプロセスにも活かせます。
逆に今までデザイン制作が大炎上した時に工夫して乗り越えたことは育児でも活用することができるのです。

実は「育児に追われて何も出来ていないのでは…」と思っている中でも、自然と育児のなかでスキルアップしているんだと考えるようになるとプレッシャーはなくなりました。すでに子育て←→デザインの相互的なノウハウ実践は試すようにしてます。

(出産までに必要な買い物リストは、保活関連の調査資料はGoogleスプレッドシートで一括管理して夫と共有して戦略を立ててます笑)


これから:新たな目線や働き方を前向きに楽しもうや!

●失うこと以外にも、母になることで得られる目線がある

時間や自由は減ってしまうが、子を持ったことで新たに得た知識や考え方はとても貴重なものです。
今いる会社はまさに「出産・子育て・教育」といったライフイベントをテーマにしており、当事者になったことで気づいた改善案が大量に出るようになりました。ひとつ引き出しが増えたと思うと妊娠したことは仕事においてもメリットばかりだなと思えます。

●仕事も家事も「時間でカバー」から「効率化」を意識した働き方になる

しばらく子育て優先となると、昔みたいに残業して時間でカバーといった働き方は出来なくなります。きっちり家事/仕事しつつもっと子どもといられる時間を増やすためにも、「家事や仕事を時間内により多くできる時短方法」をやっていこうと意識が変わってきました。

【仕事】
・カオスなデータを整えてデザインシステムとフローの整理
・突然休んでもメンバーが困らない引き継ぎ方法を考える
・使用デザインツールでできる制作効率化の機能研究
・仕様がちゃぶ台返しされないために決定までのプロセスを改善
・ノー残業目標且つ与えられた仕事はしっかりとこなすための訓練

【家事】

・家事を最低限に済ませるための家電導入
・家事分担効率のための家事スクラム
・家庭をチームとしてとらえて、定期的に夫とKPTで振り返る
・作りおきご飯を定着させる


まとめ:事前の心構えは産後の不安を希望に変える

【ママデザイナーになる心構え】
・心強い味方と思う人に自分の意志とお願いを宣言して遠慮なく頼ろう
・苦しくなった時、自ら変えられる最適な選択肢を多く備えておこう
・子育てとデザインの課題は、互いに解決方法を活用し合おう
・子持ちデザイナーとして、新しい視点をデザインに取り入れていこう
・時間でカバーより効率化を意識した家事/仕事の方法を実践しよう

ちょっと考えを変えてみるだけで不安から楽しみに変わってきました。これから先予期せぬ困難もありそうですが、ひとつずつ解決しながら母として、デザイナーとして共に成長出来たらいいなと思ってます。

(それでもやっぱり気になることはある…。そんな時は経験豊富な先輩ママデザイナーさんに色々教えてもらおう…。)


おまけ:夫も同じテーマでnote書いてくれました

実は私のこの記事1ヶ月たっても完成しなかったので、夫婦で同じテーマで各自の見解で書ききるというペアnoteライティングを試してみました。一人でブログを書いてると詰まって飽きてしまいますが、客観的な目線でアドバイスしあうとめちゃサクサク進んでよかったです。

もうひとつの目線として是非、お読みくださいませ!!!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

ありがとうございます!何か気になることあったらお気軽にご連絡くださいませ!

嬉しいですぅ〜(CV:タラちゃん
195

macheri

クリエイティブハック

デザイン、イラスト、ツール、書評、業務効率化など仕事向けの気づいたメモ。
7つのマガジンに含まれています

コメント3件

妊娠おめでとうございます。私も出産控えたデザイナーですごく共感しました。
とてもロジカルに考えられていて参考になります・・!ホルモンバランスのせいか頭ぐちゃぐちゃで不安ばかり先行していたので。似たような境遇の人がいて嬉しいです。
一生のうちの1年くらい休んだところで、あなたの今までの経験は死にません。その経験はこれからも自分を支えてくれます!なので決して無理しないでくださいね。
Sayakaさん>>
コメント遅くなってしまってすみません><。同じマタニティデザイナーさんに共感してもらえてとっても嬉しいです!私もホルモンバランスや心配性のせいで一時期は毎晩涙で溢れてましたが、考え方を変えた途端肩の荷がおりました。まだ経験したことない領域ですが、今後が楽しみですね!

kazumeat>>
アドバイスありがとうございます!経験者様からのお言葉は本当にたよりになります><。健康と心第一に自分のペースでのんびり子育てしていこうとおもいますー!
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。