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『かれ』とか…。

写真を撮るのが好きで。
でもそれは、6年前…、そう丁度6年前の今頃。友達から『Instagram』っていう面白いのがあるよ、って聞いてから。聞いたその場で、アカウント作成に至り(笑)
最初は全然面白くなくて。いいねもなかなかつかないし、フォロワーさんも増えない。何を撮ったら良いのかも分からない。…いや、そもそも『撮る』ということが日常では無かった。写真を撮ることは、何かイベントと紐付いていた。
スマホを手に、そこここで写真を撮る。
枯れ、錆び、朽ち、黄昏、名も知らぬ道端の小さな花にに目が留まり、道端でしゃがみこむ。溝に片足突っ込む。地面から見上げるアングルでスマホを構える(これは変態目線と言うらしい…なるほど納得w)。
自分では違和感は無かった。スマホカメラの画面にうつし出された光景が『あ…いいなぁ✨』と思うように撮っていたら、気に入ってくれる人が少しずつ増えてきた。
誰が見ても美しい花や山や建物の光景や、名所の風景も確かに美しい。でも自分の感覚は、それらとはちょっと違っていて『変わってるね』と言われることもある。その言葉は、気に入って受け取っている。

もっと、
今ただその瞬間を撮しとりたい。
その一コマでストーリーを感じるように撮れるようにもなりたい。
複数枚で語れるようにもなりたい。
言葉を添えて表現出来るようにもなりたい。
人を写し出すことも経験したい。

歳を重ねていく自分も時々撮りながら。
『枯れ』ていく…と表現するのはちょっと切ない気もするけれど(笑)、それでこそ見えてくるものもあるかな…と思いながら。

『かれ』…もなかなかいいもんですよ。

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