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母のプリン

自分が子供の頃を振り返ってみると、母はよくおやつを手作りしてくれた。

誕生日ケーキはもちろんのこと、クッキーやマドレーヌにスイートポテト。きらびやかなパティスリーに並んでいるものとは大違いだけれど、素朴で優しい味。

母は「小林かつ代」さんの本を愛用していました。そこにのっているお菓子はどれも簡単にできる(と思わせてくれる)ものばかり。


私は、この本の中に無限に広がる甘い世界を創造してはワクワクしていたのを覚えています。

今日紹介するプリンは懐かしい母の味。

私も子供達に伝えていきたいレシピです。

生クリームの入ったクリーミープリンや卵黄を多く使った濃厚プリンではないけれど、また食べたくなる味。


思えば、今の自分は昔の母の姿を追っているのかもしれませんね。

(材料)直径6センチ型8個

牛乳 270g

てんさい糖 40g

卵 2個

♛カラメルソース

砂糖25g

水15g

水(後入れ用)20g

(作り方)

①牛乳と砂糖を半分入れて火にかけ、人肌まで温める。

②卵と残りの砂糖をよく混ぜる。白身がちゃんとなくなってさらさらになるまで。

③牛乳を卵の方に入れて、裏ごす。生地は一晩冷蔵庫で休ませるとなお良い。

④カップに注いで蒸す。蒸し器のお湯が沸いたらごく弱火にして10分ほど。中心に液体感がなければOK。

♛カラメルソース

フライパンに砂糖と水を入れて火にかける。色づいたら火からおろし、後入れ用の水を脇から少しずつ注ぐ。

🌼砂糖はきび砂糖を使用していますがその他の砂糖でも大丈夫です。好みでバニラやブランデーを生地に入れるとより本格的に。

小さい子供はカラメルソース無くても十分美味しいです。好みでソースの量が調節できるところが子供達に人気。


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