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自分らしい働き方を作っていくには試行錯誤が必要だ!

「個の時代」と呼ばれるようになって、久しくなりました。

フリーランスという働き方が増え、副業・複業があちこちで見られ・・・多種多様な働き方も、そこまで珍しくはなくなってきたと感じます。

自分の周りでも、フリーランスや自営業の友人が多くいます。だから、ここ数年での変化も定点的に観測してきました。


ずっと観てきて思うのが、働き方や自分の仕事を形作るのは、一朝一夕にはできないということ

みんな、試しに何かをしてみてから、軌道修正をしていくというパターンがほとんどで、何年も時間をかけて、次第に形成されていくことが多いのです。

長期的な戦いになるからこそ、お金の計画を立てるのは、とても大切だと思っています。


試行錯誤が必要な理由

どうして働き方を作っていくのには、試行錯誤が必要なのでしょう?

まず1つには、自分の好きなことや得意なこと、やりたいことが分からないという場合があります。

自分らしい働き方を作っていくのには、自分の好きなこと、得意なことが何かを深堀りしていくことが、とても重要だと思っています。

実際に試してみて、「やっぱり違った!」ということもあるわけです。


そして、試行錯誤が必要な2つ目の理由に、自分の好きなこと、得意なことの解像度、レベルを上げていくのに時間がかかるという点があります。

もし自分の好きなこと、得意なことが分かってきたとしても、自分の中で上手く扱えるようにしていくのには、時間がかかります。

得意なものであっても、知識や技術を磨いて、一つの体系化されたスキルとして身に付けていくことが求められるときもあります。


さらに、3つ目として、自分らしい働き方や仕事が出来てきたとしても、それを求められる内容や水準に調整していく必要があります。

いわゆる、ビジネス・事業として成り立たせることができるか、ということですね。

1度成功できたとしても、継続して成果を挙げるためには、数をこなしつつ軌道修正をすることが必要なわけで、そうして時間がまた費やされるわけです。


失敗を知って乗り越えたならいいモノだ

マンガやアニメで有名な『宇宙兄弟』に、こんなセリフがあります。

「モノ作りには・・・失敗することにかける金と労力が必要なんだよ」
「いい素材使ってるモノがいいモノとは限らねえんだ」
「だけどーー、失敗を知って乗り越えたモノなら、それはいいモノだ」

宇宙兄弟11巻より

主人公ムッタ達が、キャンサット(模擬人工衛星)の打ち上げ大会参加の訓練を受ける場面があるのですが、そちらでのセリフです。

低い予算しか与えられなかったチームが、予算ギリギリでモノ作りを進めようとしているところに、主人公ムッタが先ほどのセリフを放ちます。

個人的に、とても印象に残っている場面なので引用したのですが、これはモノ作りだけではなく、働き方や仕事でも同じこと。


つまるところ、実際に試してみないと結果は分からないのです。

実際に試して、ときには失敗をしてー

その失敗を通して得た感覚や経験、知恵が、自分らしい働き方や仕事の糧となります。


攻めと守りのお金

だからこそ、働き方を開拓していくのに、お金の計画を立てることは、とても重要。

『失敗することにかける金と労力が必要なんだよ』というセリフの通り、失敗という名のチャレンジや経験を経るためには、お金が必要となってきます。

始めたての内は、わざわざ計画を立てなくてもよいかもしれません。

ですが、長い目で見ると、お金周りを整理し、計画を立てることで長期戦に耐えられるようになっていきます。


また、お金の計画を立てることで、攻めと守りのお金の配分を考えることができるようになってきます。

守りのお金は、生活を送る上での最低限のお金や、何かあったときの備え将来的に必要となる費用

攻めのお金は、自己投資の資金事業やサービスを試すためのお金

そういったイメージです。


攻めが得意でも、守りが苦手な自営業の方も多いと感じます。でも、苦手であっても、今一度考えてみて欲しい

駆け出しの方も、長く続けておざなりになっている方も、ぜひ振り返ってみてください。



▼おまけ:宇宙兄弟のワンシーン


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