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ロリンズに行かなかったら多分、今たまプラで仕事してないかもしれないと思って。だから一番好きな場所、ロリンズです。

 たまプラに来るようになって、えっとー、そうですね、今年度で2
年経ちます。
 私の地元は栃木で、何もないところから町田にある大学に出て来て、リベラルアーツを勉強しました。で、その時にヒーターを製造している町工場で、人の心も地域もあっためたい、みたいなコンセプトで地域貢献もしている会社にインターンして、そこが面白くって、そこから何かこう街がらみにどっぷり入って、今に至るって感じです。そこの社長、たまプラーザの近くに住んでるんですけど、ある時、たまプラに面白い人たちがいるから会いに行きたいんだけど、俺ひとりじゃ会えないから一緒に来て、って言われて来たのが最初でした。それで、三丁目カフェのイベントに参加して、みんなでロリンズっていうバーに流れて、そこでのんでる時にいろんな人達とつながりました。あれは、大学2年生とか3年生だから、確か7年前くらい、多分ロリンズができてすぐだと思います。でも、それからしばらくたまプラーザには関わっていなくて、関内にある、起業家支援とコワーキングスペースを運営してる会社に就職しました。そこで働いてたら、「たまプラ一座」のイベントでクラウドファンディングやりたい、って相談に来た人たちがいて、「あ、あの時の人だ!」みたいになって、久しぶりにたまプラーザと関わることになりました。私、今、社会人5年目なんですが、それがちょうど社会人2年目くらいの時だったかな。で、3年目でもう辞めようと思ってたタイミングで、たまたま青葉区の仕事も取れたりして、青葉区やたまプラーザと、何年も前に会った人と仕事で絡むなんて、縁があるなぁ、って感じてました。そしたら、まちづくりコンサルタントで、たまプラーザをモデル地区に「次世代郊外まちづくり」のリーディングプロジェクトをしている事務所で人を募集してるよって、いろんな人が教えてくれて社長さんに会いに行くことになって、今そこで働いています。だからそういう縁の一番最初のきっかけがロリンズ。ロリンズに行かなかったら多分、今たまプラで仕事してないかもしれないと思って。だから一番好きな場所、ロリンズです。

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 普段、週1回くらい打ち合わせでたまプラに来ています。実際仕事で来てるのは少ないですが、それ以外にものみに来たりとか、もっと来ています。なんか、たまプラーザ楽しいですね。ここには、お兄さんお姉さん、お父さんお母さんみたいな存在の人がいっぱいいて。波長が合ってるんだと思います。
お店の印象は、なんだろ、こういうお店、家の近くにあったらいいな、と思いました。ひとりでものみに行けたりとか、「地域の人たちが集まるバー」、みたいな感じ。行けば誰かに会えるかもしれないって思えるところ。ロリンズは、遅い時間に行くと若い人がいっぱいいる、12時とか1時、2時になるとね。私が知っている層の人は10時前後かな。ひとりで行く回数は少ないけど、ふらっと行ったこともあります。なんかロリンズはある程度顔が見えてるコミュニティがあるから入りやすい。食べるものも、コーヒーもおいしいし。
 でも、急でびっくりしました。11月末でロリンズ、なくなっちゃうんですよね。10時以降から入れるお店がなくなっちゃいますね。ロリンズがなくなっちゃったら、みんなどこにのみに行くんだろう。

相澤くるみ 2

インタビュー:2019年 夏

このおはなしは2019年No.006号に収録されています。冊子をご希望のかたはご連絡ください。冊子は無料、送料180円でお送りします(5冊まで送料は同じ)。「街のはなし」プロジェクトを、スキやサポート,snsのフォローなどで応援していただけましたら大変励みになります!どうぞよろしくお願いします。

企画・文: 谷山恭子
写真:藤井本子

編集・校正: 伏見学・街のはなし実行委員会

発刊:街のはなし実行委員会

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