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青春18きっぷ香川の旅 3日目

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5時起床。
早すぎたので二度寝した。7時半。

3泊4日の旅行も折り返しにきた。
朝ごはんは、宿の自転車をレンタルして昨日のアキネイターに質問攻めされた結果すすめられたお店に行くことにした。

自転車で10分ほどで見えてきた。
讃岐で現存する最古のうどん屋「ヨコクラうどん」だ。

現在使っているお店の横に、旧店舗が残っていた。
アンティークの家具があってお洒落だった

朝うどんは「冷かけうどん」(210円)に「半熟玉子天」(90円)。安い。

太めのもっちりした麺に、薄めの黄金のだし汁がよく絡む。うまうま。
(アキネイターいわく、これはもちもちに入らないらしい。もっともち肌みたいなもち麺があるらしい。)

宿に戻り、また駅まで送ってもらいアキネイターさんとサヨナラした。

毎回旅行の度にゲストハウスを利用している。素泊まりでかなり安い(1泊1500円の所もあった)のも理由の1つだけど、やっぱり色んな人と交流できるのが魅力的。

安宿はセキュリティも万全とは言えないし、いつかは痛い目見そうだけど、海外の人とコミュニケーションをとれたり、宿の地元の人から情報を仕入れられる。
今回は中国人女性グループと、中国でやっている日本アニメの話で盛り上がった。

そんなこんなで10:15端岡発に乗り、10:23高松着。

さて、今日は何をしようか。
本当は男木島の島猫観光と、まんのうの里のひまわりを見に行きたった。が。
フェリーと電車と時間の組み合わせが恐ろしく悪すぎる。
田舎を舐めていた、、、(2回目)

昨日話した中国人達は朝7時前の電車に乗って早々と出かけていったらしい。
計画性の重要さを再確認するが学習する気はない()

なんなら小豆島に行き先を変更したり、まんのうまでレンタカーもありだなと考えたが
最終的に全部面倒くさくなったので、高松港→女木島→男木島→高松港で一周することに。

11:10高松港発、女木島行きのフェリーに乗って出発。

女木島

女木島(めぎしま)。どうやら鬼ヶ島らしい。(?)
到着から次の船まで50分しかないので、港の周りをウロチョロ。

ミラーレス一眼のセルフィーで色々遊んだ。

鳥がきれいに並んでる!!って思ったらつくりものだった。
あとなぜかモアイもいた。

暑すぎて帽子を装備。
ババ感すごいけど、この暑さには正解だった。

男木島

女木島から20分ほど船に揺られて12:40頃到着。
こちらの読み方は「おぎじま」

男木島は、猫島として有名である。
島民より猫の数が多いと言われている。
しかし夏は暑すぎて表に出てこないと昨日アキネイターが言っていた。そりゃそうだ。普通にこの天気は死ぬ。

猫には会えない覚悟を決めて島に上陸。

上陸すると、アートな建物が見えてきた。
(色んな字で屋根ができている)
瀬戸内国際芸術祭の一貫だそうだ。
いたるところに展示案内が掲示されている。

女木と違って、男木は斜面を切り開いて民家が建っているので、とんでもない傾斜の階段や坂道がスタートする。

カフェが多かった。細い路地もいっぱいで撮りがいがあった~

こちらの真っ黒な家も展示の1つだそう。
アートです。(語るな)

民家を抜けると「灯台へ 1.3km」の字が。
ボーイスカウトの血が騒ぎます。行きます。
坂があると実際×2ぐらいの距離になるので、往復で5kmぐらい歩いたことになります。
いい散歩って感じだったけど、途中の看板の煽りにやたらむかついた(地元の学生の企画らしい)

ひまわり咲いてた、、まんのうも行きたかったナ、、

途中、登れないのに登れそうな顔する階段が多くありました。
昔はここらも民家があったのだろうか?
道には色んな種類のセミが死んでいた。見つけるとヒエッてなるけど、ファイナルがないだけ優秀だ。埼玉のセミもみんなぽっくり死んでくれ。

森を抜けて、一気に海が開けたところに灯台はありました。
香川特産の石を使った、西洋風建築の灯台。

すぐそばには資料館。
この周りのシーグラス、もともと貼ってあるものではなく、誰かが拾ってきて敷き詰めて置いてあるだけなんです。
素敵だ、、、!

資料館の中は灯台のしくみの紹介や、日本の灯台の地図などがずらり。
訪問帳を見ると、どうやらここはサマポケというゲームの聖地らしく、萌えイラストで溢れていた。

資料館の隣には小さな管理小屋。
そこにいたおじさんに声をかけると、暑いでしょう、とマクワウリなるものを出してくれました。
見た目はメロンの皮の味しない部分みたいだけど、全部ばっちり甘い。言われないとメロンにしか感じない。

そのまま折り返して港に帰ろうかと思ったけど、誰もいない白い砂浜。

プライベートビーチなのでは???

靴を脱ぎ捨てて、透明なビーチへ。
冷たくて気持ちよかった!
海入ったのなんて、1年半ぶりぐらい!

シーグラスもたくさん落ちてたので少し拾ってみました。

帰りは別の道を使うと、神社を発見。
鳥居の横を見ると、、、猫!

私に気付くとスタタタっと去ってしまいました。
寝てたのにごめんな。

ここから怒涛の猫タイム。
はぁ~~~~ん可愛いなぁ~~~~~♡

15:00発のフェリーを逃したので、2時間後の最終便まで何しようと思っていたところ、無料休憩所を発見。

古民家の縁側からおじゃますると、ひんやり静かな空間。
途中で管理者さんがやってきて、カルピスとかき氷を出してくれた。しかもカルピスは原液をお水で割るスタイル。久々に飲んだ。
あれの分量うまくいったためしがない。

男木島には瀬戸内国際芸術祭の展示が7.8個あり、パスポートがあれば全て見れるのだが、パスがないと1つずつ300円ほどかかる。
なのでどれか1つだけ見ようと思っているときに管理者さんにオススメされたのが「アキノリウム」。

松本秋則さんの作品だ。かなり人気らしく去年もこれだけ長めに開催されたらしい。

民家に入ると竹でできた楽器がずらりと並んでいた。
大学の授業でアジアの音楽を学んだとき、似たような構造の楽器を見た記憶がある。
本当は13分の作品だが、人気なので5分で入れ替え。
少しずつ館内に風が吹いていって、いろんな楽器の音が重なったり、減ったりを繰り返す。

瀬戸芸は春夏秋の3シーズンに分けて開催されるらしいので、パスポートを買って、アートの島巡りもやってみたいなぁ、なんて思った。

終わって外に出ると、管理者さんがいた。
家の横にきれいなオーシャンビューがあるから、見ていかないかと言われついていくことにした。

ほーんとにきれいだった。海を一望できる家ってこういうやつなんだな。写真撮りわすれた。
またスイカまでいただいちゃった。

お話を聞くと、2年前まで大阪の中学で校長先生をやっていた方だった。社会科なのもあって昔から旅行が好きで、10年ほど前に男木島に来たときに一目惚れ。
瀬戸芸の期間、儲け目的のカフェが乱立するが、その中でも無料でゆったりくつろげる場所を提供したい、って気持ちで休憩所を設置しているらしい。
たとえきっかけがSNSで見た猫目的でも、男木島の良いところをもっと知って帰ってほしいって気持ちで家を民泊用にDIYしたり、釣り竿貸し出ししたり。

実際男木島の猫ファンのお兄さん(すっげゴツいCanon一眼持ってた)が4連泊していた。

また、中学生の頃から男木島猫が好きで年1ペースで通ってる女子高生と仲良くなった。
一眼にくわえて、OLYMPUS PENシリーズの古いフィルムカメラを持っていた。つよい。
私も写ルンです持っていけばよかったなぁ。
そしてインスタ相互になった。()

お話してたらフェリーの時間。
女子高生も高松港へ帰るというので一緒につかの間の船旅を楽しんだ。
おじさんとお兄さんが最後の最後まで港で手を降ってくれた。
こんな素敵な出会いがあるだなんて、数時間前は想像もしていなかった。
男木島、またいつか行こう。猫を撮りたい。(執着心)

高松に戻ってラスト夜ご飯は高松駅前の「めりけんや」
こちらでもかけをチョイス。
旅行初の温うどんである。
なんかみんな香川の人何玉もうどん食べるし、私も最後一発2玉に挑戦してみるか!でかけうどん(中)(300円)

「無、無理、、、」

途中でリタイアした。
普通大というのは1.5玉程度で、中が普通で小がやや少なめではないのか。
香川はどこも小(1玉)、中(2玉)、大(3玉)とメニューに表記されている。
香川県民はもしかしてうどんバカなのか。
1玉は1人前だ。大を選ぶと3倍だぞ。中、大、中で1日既に7玉食べている計算になる。そりゃうどん消費量1位になるはずだ。

うどん2玉完食が今後の目標です。

3泊目の宿をどこにするかめちゃ悩んだけど、明日の電車の関係もあって再びやしま第一健康ランドに上陸。

この間あんなに閑散としていたのに日曜だからかファミリーでごった返している。
今日のイベント湯はハッカ湯。お花が浮いていた。

図らずも歩いてしまったハイキングの足の疲れがじわ~っと溶けていく。

明日はついに最終日!はやいね!
また18きっぷで横浜まで帰るよ!
早めに横浜ついたらピカチュウを見ていきたい。

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かんたんな旅行日記ですが、次の旅行代にむけて貯めてます~
もしよろしければチャリーンとおねがいします!
(有料ゾーンはお礼の言葉のみです。)

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