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VUCA時代、コトに向かうよりも前に、ヒトに向かうことにした。

つい、ちゃんとしたブログ記事だと本格的に書こうとして
長くなってしまうので、noteに移行することにしました。

人や組織が活きること、コミュニティ、食、パートナーシップ、家族観などをテーマに書いていきます。

今回は、事業やプロジェクトを作る際に重要な要素である
コトに向かうという要素、ヒトに向かう要素の順番について。
ぜひ、社長の方やプロジェクトオーナーなどのリーダーに読んでみていただきたいです。

何かしらの創造活動を始めるときに、まず、何から始めるのか?

事業やプロジェクト、アートなど,人が集って行う創造活動をするときに、何に価値を置くのか、大事にするのか。

これは、人の価値観や時代によって変化していくものだと思います。

今の定説では、DeNA南場さんの”コトに向かう”といった言葉に代表されるように、創造活動の目的や社会的意義といったものに焦点が集まりやすいのではないでしょうか?まずは、ビジョンを作ろうみたいな話によくなりますよね。

まずは、ヒトに向かう事にした

私個人の決心ですが、ここ数か月の経験から、
創造活動を始めるときは、コトに向かうより前にヒトに向かうことにしました。

今後は、事業やプロジェクトなどの創造活動をするときは、右のプロセスでいこうと思います。

最初に、今後も一緒に時間を過ごしたいなぁという波長が合う人と

①まずはお互いのヒトトナリや価値観、特性などを深く知り合い
②その結果生まれる一緒にしたいこと(共体験)を味わい
③その共体験をイキイキと楽しむことによって、関係者が増え
④そこに自然とお金や行為、エネルギーの循環が生まれ、事業が生まれる

根本的な違いは、人間観の違い

上記2つの図のプロセスの根本的な違いは、
人間をどういった存在としてみるかという人間観の違いによって生まれます。

左の図では、人は、目的達成のための手段としてとらえられています。
右の図では、人が目的です。事業創造はその結果です。

ティール型組織のティール的な生命体観、オレンジ的な機械観的な違いと類似していると思います。 ティール型組織とは

なぜまずヒトに向かうのか

今のところ、理由は2点です。

①VUCA時代、事業やプロジェクトの目的自体が動的に変化するから
②目的の曖昧さ、不確実さがある中で、創造活動に関わる人の活性度は、自分と、人を見てればわかるから

環境の変化の激しい、複雑系の世界の中では、
事業やプロジェクトの目的は変化します、その中で、
疑いのない真実は、今自分の目の前、周りに”なんか一緒にいる人がいる事”です。

だからこそ、人に向かって、エンゲージメントや一人一人の活性度が上がっていくこと、自分自身の精神的な豊かさを標にして、行動をしていく事によって、最適な事業目的が生まれてくるのではないかということを考えています。

なお、アカデミックな領域で近い考えとしては、MITダニエルキム教授の成功循環モデルとかが近いです。

組織の成功循環モデルを知り、リーダーシップを強化する

実際に、身近なプロジェクトの例ですが

改めて、仲間との関係性を深めてみて、自分がこのチームに関わる目的が変わった

みたいな話もちょこちょこ出ています。わかりやすい結果とかあったら是非僕もシェアしますし、シェアいただきたいですー


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