加賀屋にいってきました。気持ちを形にするという事。

一流の宿を体験したい

2月15日(金)~17日(日)で
弟の就職祝いを契機として、家族で石川県旅行に行ってきました。


大目玉は、日本一の旅館と呼び声高い
あの「加賀屋」。


夫婦でいい暮らしの延長線上にある宿
やりたいねと話していたので、

加賀屋に行った背景として、
「一流の旅館というものを体験してみたい」
というのもありました。

印象に残った数々

実際に体験させてもらって、感動した事が沢山ありました。

・玄関や、エレーベータフロア等、要所要所にお香のいい香りがする
・部屋に案内される前に、お琴を聞きながらゆっくりとお抹茶を楽しむ時間があり、仲居さんと挨拶するまでのゆっくりとした間になっている。


・いたるところに、素敵な器や、お花があり、品位を感じる

・弟の就職祝いに、総支配人が、飾りすぎないお祝いの品をくださった
・仲居さんが、家族の快適な時間のために、度々奔走してくださった
・お風呂上りに、くつろぐのに集中できるように、バスタオルを渡してくださった
・お料理にも季節を感じられるように、椿がプリントされた布や紙など、料理の器にもこだわりを感じられた。

・ちょっとした不手際があった時に、本当にご丁寧にお詫びをくださった

感動した事は沢山あったのですが、
もし一言にして残すとしたら、以下の詩に総括されるかなぁと。

気持ちを形にするという事


加賀屋のお土産売り場の片隅に
書いてあった詩で、ふと目に留まった詩でした。

「心」は誰にも見えない。けれど「心遣い」は見える。
「思い」は誰にも見えない。けれど「思いやり」は見える。
あたたかい心も、やさしい思いも、行いによってはじめて見える。」
              (詩人 宮澤 章二 『行為の意味』より)

「特別な日にお越しくださったお客様に、存分に楽しんでいただきたい」
「くつろぎに来られたお客様に、ゆっくりとした癒しの時間をお過ごし頂きたい」

などといった誠意ある想いは、在るだけでも価値がある。
しかし、形となって、この時空間に現なければ
伝わることはなく、流れて消えてしまう。

その気持ちがちゃんと、
届くように、こだわりをもって、
料理に、お花に、器に、所作に
行き届くように。

迷いも乱れもなく、気持ちを形にする動作ができるように、
日々、努力を積まれているのだなぁと
感じました。

料理人として


家に帰って、自分が今、料理に励んでいるのは、
この「目に見えない気持ちを形にしたい」という想いがあったのかもしれないと気づきました。

母からも、「俊は、よく気持ちがあると、それをプレゼントとか、料理とかちゃんと形にしてくれるよね」と。

そう、気持ちがあった時に、それを料理や物などの形にすると、
ちゃんとその気持ちを味わう空間や時間ができて、それがよく伝わるし、

逆もしかりで、
形式の整った時間や空間を用意することで、
初めて感じられる気持ちや伝えられる事があるかもしれない。

「目に見えない気持ちを形にする料理人」
いいテーマに巡り合えました。

直近の形にする気持ち

現地で、手に入れた地元の産物。
・不室屋のすだれ麩・手まり麩
・いしる醤油
・珠洲の揚げ浜塩
・加賀レンコン

これらを調達できたので、

「祖父への尊敬の意を、祖父の座右の銘をもじった料理で表し」
「娘の健やかな成長を、手まり麩を使った可愛いひな祭り料理で表し」
「シェアメイトに旅の報告を、金沢の郷土料理、治部煮で表す」

という事をしようと思っています^^

心の理を知ること、自然の理を知ること
それが組み合わすことができるのが、
目に見えない気持ちを形にする料理人かもしれません。

料理は、心も学ぶし、器も学ぶし、自然も学ぶし、
楽しいなぁ。

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