今ある武器で戦うということ
こども陸上クラブホップの川辺です。
私は小学生の時に陸上競技と出会い中学高校大学と陸上部に入り、
陸上競技を続けてきました。
陸上競技の選手はよくこんなことを言われます。
「走り方が綺麗だね」
「フォームが整っているね」
みなさんお分かりの通り、陸上競技はフォームを徹底的に直し、走ることに特化させて100分の1秒の戦いに挑みます。
人間の持てる力、自分の100%の力を発揮するため、こう言ったトレーニングを行なっていくのです。
人は生まれながらにして、個体差があります。身長も違うし、体重も違う。手足の長さが違うし、筋肉の発達具合も違う。
そりゃ、100m競争で少しでも好タイムを出すためには脚が長くて、素早く動かせて、地面を蹴るパワーもある。自分がそんな選手ならいいですが
希望通りにはなかなかいきません。
もしかしたら、牛乳を千杯飲めば自分のなりたい身長になれるかもしれない。もしかしたら、10万回スクワットをすれば自分が出したい、パワーを地面を蹴る時に出せるかもしれない。
それなら、牛乳を1000杯飲み切るまで試合に出ないでおこう、とかまだ1万回しかスクワットしてないから試合はまた今度にしようとか、
そんなことを言っている人はいつまでたっても試合に出られない。
試合でいつか活躍するためには活躍が難しい今の手持ちの武器でも戦って、経験値を得ることが重要だと思うのです。
計画を作り少しずつ武器を集め、いつか強靭な武器で負け知らずになることもいいかもしれませんが、少しずつ前に進むことが、経験値が積めて、成功のイメージの形成にもなり、いいのかなぁと思います。
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