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macico新曲「aloe」の配信開始にあたり

「aloe」配信開始

本日、9月23日(水)より、Apple Music、Spotify、LINE MUSIC等の各種ストリーミングサービスにて新曲『aloe』の配信が開始されました。

上記リンク先から各種配信サービスに飛ぶことが出来ます。ぜひ聴いてみてくださいね。先月のnoteでも書きましたが、「aloe」のMVも公開されているのでぜひぜひ。Youtubeのチャンネル登録もよろしくお願いします。

タイトルの続きですが、新曲「aloe」がどのように制作されたのか、反省含めて色々振り返ってみようかと思います。

コードについて

「aloe」はイントロのコードの思いつきを発端にして一気に作った曲です。
アレンジする上ではMIDIのピアノロールがあれば十分だったので、何のコードを使っているのか特に気にしませんでしたが、ちょっと調べてみました。

🎸イントロのコード
F#m7(9)→C#7(9)→Emaj7→Amaj7

振り返ってみると1つ目2つ目のコードは9thのテンションコードが使われているのですね。「aloe」にラテンとかボッサな雰囲気があるのはこれらのコードによるところが大きいような気がします。

🎸Bメロのコード
F#m7(9)→B7(9)→B7(♭13)→Emaj7→Amaj7→C#7

🎸サビのコード
F#m7(9)→B7(9)→Emaj7→C#m7

BメロもサビもAメロを派生させた形ですね。基本は9thのテンションコードが1つ目2つ目にあって、という流れになります。自分は音楽理論に全く明るくないのですが、このように使っているコードを並べてみると楽しいですね。テンションコードについてもっと勉強すれば作曲の幅が広がりそうな気がしますし、この曲に関してももっと工夫できるような気がします。

デモ制作

そしてアレンジ含めたデモを作ります。これは堀田がメンバーに送ったラフなデモです。仮歌は歌詞適当に堀田が歌っております。

このデモをベースにして、メロディーやキーはボーカルの小林に実際に歌ってみてもらって微調整していく流れになります。↑のデモは実際の曲よりキーが低いですね。ピアノは素人なもので、演奏面で変な箇所が無いかいつもyukinoに確認してもらっています。

「aloe」に関してはこのデモからアレンジが大きく変わるということはありませんでした(色々細かい部分は足したり引いたりしていますが)。いつもであれば紆余曲折を経て最終的なアレンジにたどり着くのですが、「aloe」はかなりすんなりといった印象です。なんでだろう。Aメロ、Bメロ、サビ、全てのメロディーが最初にスパッと決まったからだろうか。思い返せば、いつも曲を作るときはメロディーで悩んでいる気がします。弾き語りベースで完成されている曲はベースがしっかり出来ている、ということなのかもしれません。作曲で思い悩む際はその考え方をしっかりと思い出す必要がありそうですね。まあ飽くまで歌モノに限った話かもしれませんが。

初めてのミックス

そして、この曲は私がDTMの勉強をし始めてから初めてリリースする曲でもあります。「aloe」で用いたトラック数は諸々含めて78トラック。ミックスの勉強をしながら並行制作していたので、後から気づく無駄の多さにげんなりします。そして、全く整理されていない。。
数年前に買ったmacbook Airではすぐにメモリ不足になってしまうので、バッファ確保のためにトラックをフリーズしては戻し、の繰り返しでした。

スクリーンショット 2020-09-23 21.37.18

↑全く整理できていないLogicの画面(aloe)

DTMを勉強する前の私はEQについてもコンプについても知識ゼロの状態だったので、そこから比べると幾分かは成長しているのかなと思う一方で、第一線で活躍されているアーティストや、これまでライブハウスで繋がってきた方々の音源を聴くと、その完成度の高さにビビります。追いつくためにはもっと勉強と実践が必要ですね。ミックスに関しては特にそう思います。私はレコーディング、ミックスのエンジニアではありませんが、編曲=ミックスだと私は考えているので、楽曲のクオリティをさらに上げるためにはミックスのスキルは不可欠です。引き続き、頑張っていきましょう。

まとめ

引き続き頑張ります。
来月に向けて色々動いているので、ぜひチェックよろしくお願いします。

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