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macicoの「hanataba」について

お久しぶりです

なかなか更新できてなかったのですが、久しぶりに書きます

過去記事見ると去年から止まってたんで、まずは改めての話。
2021年1月に発表されましたが、Spotifyが選ぶ「RADAR: Early Noise 2021」にmacicoが選出されました。

これをきっかけにmacicoを聴いてくれた方々が本当に増えまして、感謝感激でございます。より一層頑張りたいなと思いました、ありがとうございます。

「hanataba」について

先日、Spotifyでのhanatabaの再生数が30万回を突破しました。聴いてくれた方々、本当にありがとうございます。

これまで「aloe」とか「coin laundry / alcohol」についてはnote記事を書いていたのですが、更新が止まってしまっていたのでこれを機にhanatabaについても書いていこうと思います。

デモ遷移

hanatabaの初期デモはトムが作ったこちらです。

良い曲です。この時点でサビは大体出来ているので、あとは全体の構成とか雰囲気を確認しながら詰めていく流れになります

まずはサビのアレンジのコード感を探っていきました。
↓のdemo v0.01とdemo v0.02の二つをメンバーに聴かせてどちらが良いか決めます。demo v0.01はマイナーな感じで、demo v0.02はよりポップな感じです。比較して聴くと雰囲気が全然違いますね。聴いてみると分かるのですがdemo v0.02が採用されました。(demo v0.01の感じも好きだったけど...)

採用されたdemo v0.02もコード進行が今の音源と微妙に異なるものでした。デモを作るとき私はやたらとコード進行を変えてしまう癖があるので、よりシンプルにしていった結果、今の音源の進行となりました。ディミニッシュとか使わないです。

サビが出来たらあとは他のメロと全体構成を作ればよいだけなので、色々と頑張ってたらdemo v0.1が出来たという感じです。demo v0.1は大体いまの音源と同じですね。

使用音源

ドラムはAddictice DrumsのINDIEを基礎に、キック、スネア、クラップ類のワンショット音源をレイヤーしてます。ワンショット音源はSpliceで取ったやつとかフリーでダウンロードしたやつとか。サビ前のウィンドチャイムもSpliceから取ってます、すごく便利!
ベースはシンセベースはOmnisphere、フィジカルベースはMODO BASSです。MODO BASSはBメロの箇所だけ使ってます。
シンセ系も主にOmnisphereでAメロとかサビの音はANDROMEDAのプリセットを調整して出してます。ピアノはAddictive keysのプリセットそのまま。

歌詞

hanatabaの歌詞はトムが書いてくれたのですが、一つのテーマとして「移ろいを愛でよ」というものがあります。もともとは恋愛模様の中で「お互いの未熟な部分を見るのではなく、二人が同じ方向を向いていく」みたいな着想があったのですが、そこから蕾から花が咲くまでの移ろいを一緒に見つめていく、というモチーフに落ち着いたわけです(あくまでホリタの解釈ですが)。あらゆる状況に当てはまるというか、ふとした瞬間に荒んだ心が癒される〜と私はなります。何しろ現代は心が荒みやすいので...


macico radioでも

Youtubeのmacico radioでも↓の動画の7:18〜頃からhanatabaの制作秘話を話しています。音源からジャケットデザイン、歌詞のことまで話しております。あわせてぜひお聴きください。


さいごに告知

Twitterでも告知させていただきましたが、2021/06/18に渋谷LUSHにて、2nd EP "eye" のリリースイベントを開催します。4/7にメジャーデビューしたYONA YONA WEEKENDERSとのツーマンライブです。

ぜひぜひ遊びにきてくださいね。



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