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メモの魔力(前田裕二著・幻冬社)

メモとかノートとかのノウハウ本って、基本は次の2つのことが書いてある(ことが多い気がする)。

・メモの取り方
・取ったメモをどう活用するか

んで、この本も読み始めはそうなのかなーって思っていた。。。メモの取り方はまあ普通、取ったメモの活用の仕方は、まあオリジナリティはそれなりにあるけど、大して驚くほどじゃないありきたりな感じかな、と。

ノウハウは普通だけど、「あの前田さん」が言ってるからこそ説得力があって、人気になったのかな~っと思いながら、読み進めました。


読み終わってみて。

「メモ」というツールにこだわらない本だな、と。メモの取り方、活用の仕方をさらに応用して、自分と向き合ったり、自分が本当にやりたいことは何なのか、そういった所を見つけていく。今ドキの若者が好きそうな、いわゆる「自分探し」をする方法が書かれていました。就活の時に誰もがやる「自己分析」をイメージさせて話を展開していたけど、むしろ社会に出てそれなりにいろいろと経験した人が、今改めて「自分探し」をやることで、あのときは見えなかったり分からなかったことに気付けそうな気がする。

そうそう。まだこの本を読む前に、カフェでたまたまOBOG訪問をしている就活生と、訪問を受けているOGという2人を見かけたのだけれど、そのOGがなんかもっともらしいことを就活生に話したり、ワークやらせたりしていたんだよね。今思えば、あのOGはこの本を読んで、そこに書いている内容を自分の言葉に置き換えて伝えていたような気がする。ただし、まだ20歳とかそこらのOGに話させるとちょっと胡散臭い感じになるのは否めない、ような気がする。(笑)

TwitterでもNoteでもそうだけど、少ない言葉数でものすごく惹きつける表現をする人って存在する。言葉選びがうまいというか、表現力が素晴らしいというか、あと着眼点もすごく良かったりする。こういう人って、もしかしたらこの本のノウハウ、もしくは似たような作業を毎日地道にやってきたのかもな、と思う。私もやってみようかな。習慣化するまでが大変そうだけど!


追伸。
「この本めっちゃ良かった!」って言う人は多いけど、実際にSHOWROOMやったり、やらないまでも研究したりする人って少ない気がする。ジャンルの違う人なのか、「流行りの本を読む」ことに重点を置いているのか、果たして・・・!?ちなみに私は今はYouTubeメインだけど、SHOWROOMも研究してみたい気持ちには駆られています。単純だな私。(笑)

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