ヒロシマン Studio
伴奏や編曲に役立つトピックを、リハーモナイズを中心にご紹介します。
ほとんど東京からの日帰り登山です。
コードが四度上のコードに進みやすいのは「強進行」と呼ばれます。その中でもG7(ドミナント)→C(トニック)への流れはドミナントモーションと呼ばれ、属和音から主和音へ進みます。三全音の反進行によるトニックへの帰結性の強い進行です。
いままで三度・六度を主体として音を紡いできました。三度・六度以外にも絡められる音程があり、その最たるものがドミナント7thコードの構成音による音程です。ドミナント7thコードの構成音による音程は進みやすい方向がハッキリしています。これらの音程を活用することで、生み出せる対旋律の可能性もさらに広がります。
音の動きには跳躍進行と順次進行があり、順次進行は隣の音を辿るのに対し、跳躍進行は三度・四度・五度〜など何度でもジャンプできる可能性があります。自然に聞こえる跳躍進行はどのようなものなのか、解説いたします。
対位法では三度・六度を主体として音を紡いでゆくわけですが、闇雲に三度・六度を使えるわけではありません。きちんとコードを把握して、三度・六度を使う必要があります。
「イイと思える、自然に感じられる旋律」とは、どのようなものなのか。旋律の音の動きを「登山」に擬えて説明します。「標高」と「音高」は、なんだか似ているような気が・・・(笑)。 ぜひ金峰山に登って五丈岩に会いに行ってください!! 瑞牆山荘から五丈岩への登山記録 http://sonicmovement.blog32.fc2.com/blog-entry-141.html
メジャーコードとマイナーコードのバランスで、明暗のコントロールが可能です。C・Am・F・Dmの組み合わせの可能性を探ってみましょう!
前回の動画で解説したとおり、転回音程を利用すると対旋律が簡単に作れます。ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」などクラッシック曲でもたくさん見つけることができる音の動きです。ぜひ自作曲にご活用ください!
二和音「ドミ(三度)」を転回して「ミド(六度)」のようにするだけでも、音楽的な音の動きが作れます。三度と六度は転回音程ですね。対位法では三度・六度を大事に音を紡いでいきますが、ずっと三度が続いたり、ずっと六度が続いたりするとハモリに聞こえてしまいます。対位法で作り上げる対旋律はハモリとは異なるものです。
https://twitter.com/macky164/status/1275095303431925760?s=20