見出し画像

そうなる理由、のこと。 いちこじ


今日、真菰田の草刈りに行きました。
すごく大きくなっちゃう真菰だから
2メートルとか超えちゃうことになる真菰だから
お隣の田んぼや畑との間を大きく開けていて
で、開けてるということは空き地なので、
そりゃあもう、いっぱいいっぱい草が生える。

草はもちろん花をつける。
花が咲いたら種ができる。

それが他所に風で飛んでいくとそれはご迷惑になるから
しっかり刈らねば、信頼を得られない。

借りている場所。大切なこと。

よし、刈ります。

というわけで、東京から出かけていってわんさか刈って帰ってくる。


で、今日はまたかなりの手強いエリアをめちゃめちゃ刈りましたー!



で、いわゆるラウンドアップ。モンサント。とかのこと。

除草剤…あぁぁぁああああああ、まぁそりゃあ便利だよねって思っちゃいました。

他の生態系への悪影響は計り知れない、でも、炎天下でマメ作って刈ってて思ったんです。ふと。


お年寄りで、跡継ぎもいなくて、自分でやるしかなくて、
でも暑い中たった1人でやってて、腰も痛くて、手首も痛くて。

そんな中で草刈ってたら、帰りに寄ったホームセンターに

「これをかけたらお手軽一発スッキリ!!!!!」

なんて派手に書かれて並んでたら、そりゃ、手に取るよなって。

その除草剤が引き起こしかねないいろんな悲しいことは一切書いてない広告はきっととても魅力的なんだろうなって。


私達は、仲間と汗かきながらたまにおしゃべりも休憩もしながらやる。

だから終わった後も、身体はちょっとくらい痛かったりしたって、平気。

まぁ、また、早いうちに来てやろうーって、終われる。


こんな瞬間を切り取ってくれる仲間と一緒にやれるから。


でも、これが、もし毎日毎日1人でやってることだったり、

例えばもう旦那さんが亡くなってて、
今年は田んぼも畑もちょっと余裕がなくて

でも手放すわけには行かなくて
あぁ、草は刈らないとご近所さんに申し訳ない…

すみません、若い人がいなくて難儀なんです、
今年は草刈り大変なんですって、言うわけにもいかない…

そりゃ、買うよな。ラウンドアップ。って思ったのです。今日。

そんなことを、メンバーと話しました。


で、家に帰って、

こういうナリ心理学っていうのを作ってる方のブログを読んで。

(ダイアモンド(=めっちゃいい!すごい!的な自己信頼)、とかカルピス(=自己肯定感のものさしとして、薄いとか濃い、とか表現する)とか、独特の言い回しがあるけど、もしよかったら読んでみてください。

あぁ、


「それはだめだよ!!!!!」


というだけの正論は時として意味を持たないんだなぁって想いました。

「それが起きない環境を求める努力と工夫をしようぜ」

とあれるのが、自分が子供の時にかっこいいって思えた大人だったなって。

正論を声高に叫んで安心してその出来事を片付けるのはなしだな、
という視点を持とうという、これは、自分への戒め、です。


真菰に関わり、下曽我に縁をいただき、通う日々。

いろんなことを想う。虫刺されも日焼けも草負けも筋肉痛も全ては学びで。

でも、今日はそれ以外にこんなことを思い、書いてみました。

真菰は元気です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?