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建速須佐之男命にみる日本と東アジアとの関係④


今回は前回からの続きで、心理占星学から見たメンタルの在り方についてのお話になります。


とにかくなるべく多くの日本人がホロスコープの太陽(=天照大御神)を活性化させない事には、


例えば敵国への技術流出や金融詐欺のような事件(どちらも第8室の海王星=建速須佐之男命、以下須佐之男命=獅子身中の虫)などに悩まされて、日本は資本力や国際競争力をさらに失うことになりかねません。

(現在開催中の北京冬季五輪で様々な不正問題が取り沙汰されていますが、そうしたことへの日本の対応にも通じてくる問題…第1章 天岩戸隠れと日本国憲法公布図③で既出…です。)


それらを天岩戸伝説に至る須佐之男命の物語が、端的に表している…と言うのが第一章で取り上げた現象だったわけですが、


これまで何度も、この連載中に日本人が日本を取り戻すためには、皇室の権威の復活と神道的価値観の再生が必要であると言う趣旨の話をしてきました。


特に日本国憲法公布図の第9ハウスに在るさそり座の太陽と木星の合が重要なので、皇室と言っても「今上天皇とそれをお支えする皇族」という括り方で、権威の再生をしていく必要があります。


二重権威(“二重”も海王星の象意ではありますが…)などと言われ、

肝心な天皇陛下及び天皇家(太陽と木星)が、上皇后陛下の思い入れがあると言われる皇嗣家よりも(マスコミなどで)軽く扱われている様に見える現状は、正常とは言えません。


正常な形に戻して、皇室と国民の間に在る信頼関係を回復する必要があります。(第9ハウスは宗教だけでなく外国との関連もあるので、そのことが最終的に、日本の対外的な信頼関係を回復させることにも繋がると考えられるのです。)


今回の須佐之男命に焦点を当てた第2章では、日本人が意志的に国益を考えて動けた場合(太陽の力を使えた場合)の動きを予測しています。


逆に何もしなければ、(資本や技術の流出だけに止まらず)共産主義者やグローバリスト勢力に、簡単に日本を乗っ取られ牛耳られてしまいます。(そうした浸透工作が彼らは大変得意です。)


日本国憲法公布図には、私たち日本人が「太陽を使えず」に「月の力のみを使う生き方」を続けていたら、日本を侵略しようと言う意志を持つ形で「太陽の力を行使してくる共産主義者やグローバリスト」たちに、国や社会を支配されてしまうことが表示されているのです。


なぜなら月は太陽のように自ら輝くことが出来ません。太陽の光を反射する形でしか輝けないからです。


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