起業するのか、起業するために大企業もしくはベンチャーにいくのか

最近、大学生でも起業する人が日本でも増え、こういった話題が多くなってきました。フェイスブックのニュースフィードなんかを見ていてもこういった事をテーマにした話題は見かけます。

さあ、果たしてどういったキャリア形成が最も自分を成長させてくれるのでしょうか。

やりたいこと、そしてアイディアが明確にあり、やってくるだろう困難に対して努力できる情熱があるのならば、起業。起業するために就活するならば、急成長している、ホットなベンチャーにいくべき。大手に就職すると、その居やすさから、抜け出せなくなり、学生時代起業するといっていた人も中々出てこなくなる。出てきても、色々と充実していた労働環境ががらっと変わるので使えない場合もある。

なんていうのが最近いわれている傾向な気がします。

今実は、司馬遼太郎さんの代表作である「竜馬がゆく」を読み直しているのですが、第七巻(58ページ)にこんな言葉がありました。

仕事というものは騎手と馬の関係だ、と竜馬は、ときに物哀しくもそう思う。いかに馬術の名人でもおいぼれ馬に乗ってはどうにもならない。少々へたな機種でも駿馬に跨れば千里もゆけるのだ。

これは、大藩を動かせるだけの器量があった中岡慎太郎も、生まれが悪いだけに苦労している、ということに対しての話です。竜馬も生まれは中岡慎太郎同様脱藩をした訳ですが、彼は自分で亀山社中という独自の「馬」を作りました。

この状況、今日のトピックと繋がるなあと思い引用してみました。現代においては、騎手=人間であり、馬=企業といえます。ベンチャーにしろ大企業にしろ、「良い馬」が必ず存在します。その馬に乗れば、あなたの可能性を最大限に引き出してくれ、成長させてくれます。その馬を目利きし、自分がその馬に乗れるよう交渉するのが就活であり、それではなく、自己流でやっていきたい、そう言った場合が、竜馬のように独自の馬を作る、つまり起業するということなのかなあと。

ただ、私としては、このテーマ、正解のないものだと思っています。人生、一度でいいから大手企業に入ってみたい、とか、ベンチャーで死ぬほど働いてみたい、とか、学生の間に絶対起業したい、とか、人それぞれだと思います。そこに正解なんてなくて、大手に入ってからベンチャーで死ぬほど苦労したけど、それが逆に良かったとかもありますよね。大切な軸ってその人の生活環境やバックグラウンドによって変わるもので、それぞれ違うものを持っているので、究極その人が満足することが一番だと思います。

もう一つ言えることは起業することはゴールではないということ。起業していない自分が偉そうにいうのもなんですが、起業は、その先の自分のやりたいこと・なりたい自分を実現する「馬」でしかないわけです。

ということで、不確定な未来を現時点で考えられるだけ妄想し(楽しくて興奮するようなもの)、それを成し遂げれるには今どういったツールがあるのかを知り、後悔しない決断をする、これが大切だと思います。

今日はここで。


参考:竜馬がゆく 第7巻

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