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クラッシック音楽#7 世界一面白い?カリスマ教室のピアノ発表会

趣味の生徒からプロの演奏家まで集まるカリスマ教室
第10回を迎えるこちらの発表会は
@サントリーホール ブルーローズ
午前10:00開演、終演21:00
11時間にも及びます!

12時間行われることもあり、
「世界一面白い発表会」との呼び名も。

サントリーホール


発表会と言っても、プロで演奏活躍をされている講師の方々も出演するので、まるでリサイタル。
そして、終盤には私の先生も!

私は個人で先生のレッスンを受けているので、こちらの教室の門下生ではないのですが、同じピアニズムを学んでいる方々の演奏を聴くことで、普段レッスンで教えていただいていいることが客観的に見えたり、発見があったりと、学び多き時間でした。


そして何と言っても、先生の演奏を聴けるのは、生徒としてとても嬉しい!
レッスン再開の経緯は、こちらで書いています。


某コンクールで優勝など華麗な経歴の先生に、何十年ものブランクがある大人の私がレッスンを受けられるなんて、まるで奇跡!
あまりにもポンコツで申し訳ないのですが、
レッスンでは私だけのために最高の音色でお手本を弾いてくれるのは、何にも変えられない感動ものです。

その先生の渾身の演奏が聴けるのだから、一音も聴き逃さないように五感を研ぎ澄まして全集中!

琴線に触れる」という表現を実感したのは、レッスンを再開して間もない頃に先生の演奏を初めてリサイタルで聴いた時。
贔屓目などではなく、自然と涙がこぼれ落ちた。

コロナ禍以来演奏会鑑賞が趣味に加わり、国内外で活躍中の人気アーティスト達の演奏会に聴きに行っているけれど

相田みつをさんの言葉を借りて
「みんな違ってみんな良い」

しかし「琴線に触れる演奏」に出会うことはそれほど多くはない。


音楽に真摯に向き合い、
表現したい世界観があって、
それを表現する技術・能力・才能がある。
言語化して思いを伝えて、
演奏で感動を与えてくれる。
そのような限られたアーティストが、
真の芸術家なのでしょうね。

生徒であり、一ファンとしては、もっと広くこの感動を伝えられたら良いのにと思うのです。
昨今は、クラッシックの演奏家達もSNSを活用して演奏会の告知をしたり、ファンを増やす活動を行なうなどしていて、それが良いとか悪いとかではなく、うまく付き合っていく時代なのでしょうね。

などと、老婆心で思うのでした。


サントリーホール ブルーローズ


追記
ステージ上
綺麗なドレスを身に纏っている女性たちは
姿勢を整え、胸を張って歩いているだけでも美しい!
しかし、気に掛けない人が少なからずいるのが残念、、、
緊張していたり、自分の世界観に入っている人もいるかもしれないけれど
せっかく舞台に立つのだから、
全身に照明を浴びて堂々と挨拶する姿は
照明の力だけでなく美しく輝いて、観る人を惹きつける。
きっとそれは、舞踊の世界だけではないはず。
どんなに素晴らしい演奏をしていても
じつに勿体ない。


またもや、老婆心で思うのでした。

また演奏会の感想などを書いていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。









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