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クラッシック音楽#4 ピアノリサイタル【亀井聖矢】

「エネルギーに満ち溢れている」
という表現が、彼を紹介する言葉で最もしっくりくる。
若いって素晴らしい。

今年最初のピアノ演奏会がこちら
『亀井聖矢 ピアノリサイタル』2024.1.17

満員で埋め尽くされたサントリーホールで、ショパンとリストのプログラム。
ショパンの繊細さとリストの華麗さで会場全体を魅了する。

トークを挟みながら、しっかり次回の夏の演奏会の宣伝もするところが、あざとくも、それが許されるキャラクターというか
きっと本人も自覚しているのでしょうね。

アンコールは
ショパン:マズルカop59-1
リスト:ラ・カンパネラ
ショパン:英雄ポロネーズ

体力も集中力も素晴らしい。
まだまだ弾きたそうにも見えた。

自信に満ちて、いま最も勢いのある若手ピアニストの一人であることは間違いないでしょうけれど、ちょっとアイドル化してる?

それでも多くのファンの心を掴み、クラッシック音楽界を盛り上げ、牽引していくスター的存在は貴重である。
演奏会も楽しませてもらえるし、また来たいと思わせるのも、アーティストとしての才能であると思えた演奏会でした。

サントリーホール


演奏後、スタンディングオーベーションで、2階の席のお客さんが立ち上がった拍子にでしょうか
パンフレットのチラシがパラパラとステージ上に落ち、上手(かみて)に戻る亀井さんの前に落ちるというアクシデントが。
これって結構危険なことで、一歩間違えると怪我をしかねない(見上げた目に当たる、手に当たって切れる、踏んで滑るなど)。
また、アンコールの時とは言え、演奏中に携帯電話のアラーム音にもがっかり。

サントリーホールは、ホール内は圏外になるのですが、残念ながら時々遭遇しますね。


また演奏会や舞台鑑賞の感想などをお伝えしていきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。



*一個人的な見解なので、ファンの方で気分を害されたらすみません。








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